RIA時代だから知っておきたい「データ可視化」:ILOG Elixirとはなにか?

白石俊平(あゆた)
2009-02-02 16:06:02
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ILOG Elixir 2.0で追加されるカレンダーコンポーネント

 次期バージョンであるILOG Elixir 2.0では、組織図などが印刷に対応するほか、さらに多くのコンポーネントが追加されるなど、大きな機能強化が図っています。次の図はILOG Elixir 2.0で追加されるカレンダーコンポーネントです。

カレンダーコンポーネント(出所:ILOG Elixir Blog) カレンダーコンポーネント(出所:ILOG Elixir Blog)

使い勝手がさらに改善されたGoogle Calendarといったところですね。デモを見ていて思ったのですが、チャートやゲージといった比較的「小さい」部品から、カレンダーやガントチャートのような「大きな」部品まで――というかほとんどアプリケーションに見えるのですが――さまざまな粒度のコンポーネントがあるのですね。

 はい、全てのコンポーネントは、ユーザーの用途に応じてかなり広範囲にわたるカスタマイズが可能です。そのため「小さい」部品が頻繁に再利用されるのと同様、「大きな」部品もさまざまにカスタマイズされて、お客様のアプリケーションに組み込まれています。

なるほど。ちなみに、これらのコンポーネントの一部のみを使いたい場合、個別に切り離して利用する事は出来ますか?

 残念ながら、それはできません。コンポーネントを利用したい場合は、一括での購入が前提となります。価格は開発者の数に応じて変動します。開発時に役立てられるよう、ソースコードを見ることもできます。

RIAプラットフォーム3強時代

では、最後にJavaや.NETなど様々なプラットフォーム向けにGUI製品をリリースしてきたILOGにこそ答えてもらいたい質問をしたいと思います。さまざまなRIAプラットフォームを比較して、それぞれの長所はどういったところにあると考えていますか?

 この質問に関して真剣に答えると、非常に長い答えになってしまいます(笑)。ですので、簡潔にいいましょう。

 ダイナミックでインタラクティブなウェブコンテンツを作成するには、Flexは非常に優れたテクノロジーだということです。

 その他のテクノロジー、例えばMicrosoftのSilverlightですが、バージョン2になって技術的に非常に優れたプラットフォームとなりました。問題はSilverlightプラグインの配布状況ですね。もっと多くの人にSilverlightをインストールしてもらう必要があると思います。

 Ajaxはブラウザにプラグインをインストールする必要がない点が一番の強みです。しかし、Flexと比べるとグラフィック機能にかなりの制限があること、開発作業自体の複雑さが課題です。

 将来的にはこれら3つの技術がお互いにしのぎを削って行く事になると思っています。

Erwan Paccard(左)と、Damien Garbarino(右)
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