Windows 7の暗号化機能「BitLocker To Go」を代替する「TrueCrypt」(1)

海上忍
2010-01-05 12:07:00
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 Windows 7の新機能「BitLocker To Go」は、USBメモリなどのリムーバブルメディアを簡単な操作で暗号化できる。Windows 7 UltimateおよびEnterprise限定の機能だが、その小ささゆえに紛失されがちなメモリカード類の秘密を守るには手頃なものだ。

 本機能で暗号化されたメディアは、暗号化時に書き込まれる復号化アプリ「Bitlocker To Go Reader」を利用すると、Windows XPやVistaなど異なる環境でもファイルを取り出すことができる。暗号化するとメディアへの書き込みはできず、ファイルコピーしか許されないが、可搬性が一気に高まることは確かだ。

 しかし、暗号化機能がUltimateとEnterprise限定というのは惜しい。かつてMicrosoftがWindows XP向けに無償公開した「Private Folder 1.0」は、リムーバブルか否か、FATかNTFSかの別を問わずフォルダを暗号化できるというBitLocker To Goライクな機能を提供していたが、故あって現在では入手できない。

 となると、Home Premiumなどのエディションでリムーバブルメディアを暗号化したい場合には、サードパーティー製品の力を借りざるをえない。

 候補はいくつか挙げられるが、活用範囲を個人および小規模事業所レベルとした場合、もっとも適当なツールは「TrueCrypt」だろう。WindowsとMac OS X、Linuxに対応するフリーウェアであり、ソースコードも公開されているため、継続性はある程度担保される。次回は、TrueCryptの「トラベラーディスク機能」を使い、BitLocker To Goの代替となる使い方を説明してみよう。

TrueCrypt フリーな暗号化ツール「TrueCrypt」を利用し、USBメモリを暗号化する
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