「Services for Macintosh」廃止後のMacとの共存(1)

海上忍
2009-12-14 08:00:00
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 Windowsのサーバ系列製品には、Macintosh向けのファイル/プリントサーバサービスとして「Services for Macintosh」(SFM)が用意されている……もとい、用意されていた。Windows Server 2008でSFMは廃止され、今後も復活することはないだろう。

 理由はいくつか挙げられる。まず1つには、Puma(Mac OS X v10.1)以降SMB/CIFSクライアント機能が標準装備になったこと。SFMはAppleTalkをサポートするが、すでに主流はAFP over TCPであり、Snow Leopard(v10.6)ではAppleTalk自体が廃止されていることもそうだ。データフォークとリソースフォークの扱いに関しても、Snow Leopardでは先頭が「._」から始まるAppleDouble v2のファイルを作成し、そこに拡張属性(EA、Extended Attributes)を格納するため、EAをサポートしないAFPサーバでもHFS+ライクに利用できるようになった。

 Active Directoryドメインに関する機能はWindows 7に搭載されていないため、Windows Serverでの話になるが、Panther(v10.3)以降Active Directoryプラグインが標準装備されるようになったことも影響するはず。

 とはいえ、まだAppleTalkを母語とするMacも少なくない。SFMはディスコンと相成ったが、DTPのオフィスなど旧Mac OSおよびAppleTalk対応のプリンタがいまだ現役の環境では、当面利用され続けるのだろう。

画像名 Mac OS X 10.6(Snow Leopard)にはActive Directoryのクライアント機能が標準装備されている
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