Windows 7で利用するCUIコマンドを“単品”で追加するなら「GnuWin32」(1)

海上忍
2009-11-10 19:57:00
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 ファイルのドラッグアンドドロップでパスの入力が可能(正確に言えば復活)になるなど、いくぶんは使いやすくなった「コマンドプロンプト」だが、デフォルトで満足というCUI派は少数だろう。PowerShellという次世代CUI環境があるいま、MS-DOS時代からの遺産ともいうべきコマンドが機能アップすることは期待できず、いきおい自力でCUI環境の強化を図ることになる。

 とはいえ、多くのユーザーにとって、「Cygwin」を導入するのは少々大げさだ。「MinGW」とセットの「MSYS」を使う手もあるが、こちらとて環境設定には多少手間取る。コマンド1つ2つ追加できればいいので、コマンドプロンプトで使える“単品”状態のコマンドはないか……。

 そんなニーズに応えるのが、今回紹介する「GnuWin32」。GNUプロジェクトのツール類を32bitのWindows環境向けに提供するバイナリ配布プロジェクトで、gzipやgrep、wgetにless、tarにsedなどなど、必要なコマンドのみダウンロードして使うというスタイルが特徴だ。Windows 7に備え付けのmoreが気に入らなければ、ここからlessを入手して使う、そのようなスタンスで臨めばいい。

 導入はかんたん。less for Windowsを例にすると、「Complete package, except source」行に張られたリンクからEXEファイルをダウンロードして実行すれば、あとはインストーラが適切に処理してくれる。しかし、パスだけは自力で通さなければならない(下記参照)ため、次回はGnuWin32向けのパス設定法を解説する予定だ。

> PATH="C:\Program Files (x86)\GnuWin32\bin";%PATH%
「less」 GnuWin32が配布する「less」を実行したところ。Windows 7に付属のmoreが不満ならば、インストールしてみよう※画像をクリックすると拡大します
  • コメント(3件)
#1 mkonno   2009-12-17 10:02:00
>ファイルのドラッグアンドドロップでパスの入力が可能(正確に言えば復活)になるなど
正確には何をおっしゃっているのですか?
バッチファイルをドラッグアンドドロップで実行する、などは従来からできていたと思います。バリバリのCUI派ではありませんので、ここで言おうとしていることが何を指しているのか、よくわかりませんでした。
#2 anonymous   2010-01-10 04:46:51
コマンドプロンプトにファイルをドロップするとファイルのフルパスがプロンプトにペーストされる機能のことだと思いますよ。確か昔はできてたはずですが、いつからかできなくなってました。
#3 unakami   2010-01-12 11:48:22
コメントに気付かずすいません! > mkonnoさん
言わんとしていたことは、#2さんがフォローしてくださったとおりです。#2さん、ありがとうございました。
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