OPCがWin32 APIでサポートされることの意味--XPSはPDFの対抗になるか

海上忍
2009-08-27 19:19:01
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Windows 7では、パッケージング形式として「Open Packaging Conventions」(OPC)をサポートする。OPCはOffice Open XML準拠のZIP形式をベースにしたコンテナファイルであり、アプリケーション側からパッケージの読み書きおよび変更を実行できる。

 このAPIは.NET Framework 3.0の一部としても提供されているため、XPやVistaでもマネージドコード経由でOPCを利用できたが、Windows 7ではWin32 APIでサポートされるため、従来の(アンマネージドの)コードで利用できることが特徴だ。

 OPCのサポート強化は、Microsoftが提唱する電子文書形式「XML Paper Specification」(XPS)とも関係がある。XPSも同じくOPCに準拠したファイルフォーマット――というよりXPSが先でOPCの適用範囲がOOXMLに拡げられた――であり、Windows 7では直接Win32アプリケーションからアクセス可能になる。

 実際、Windows 7にはXPSビューアーが標準装備されている。仮想プリンタドライバ(Microsoft XPS Document Writer)も用意されているので、印刷をサポートしたすべてのアプリケーションから気軽にXPSを生成し、閲覧できる環境が整ったといえる。

 Windows Vistaでは足踏みした感のあるXPSだが、Windows 7では攻勢を強めるかもしれない。

Windows 7にはXPSビューアが標準装備されている。PDFの対抗馬となるか? Windows 7にはXPSビューアが標準装備されている。PDFの対抗馬となるか?
  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ