制限緩和のWindows 7 Starter Editionは何ができて、何ができない?

海上忍
2009-06-01 11:51:02
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 Microsoftが、新興市場向けに出荷予定の廉価版「Windows 7 Starter Edition」の販売方針変更を明らかにした

 新興市場向けという提供エリア制限がなくなり、同時実行可能なアプリケーション数は3つという制限も撤廃される。欧米や日本といった大市場で「最新のWindowsを安価にバンドルしたい」というPCメーカーの切なる願いは満たされることになる。

 現在PC市場では、低価格化が急速に進行している。BCNなど市場調査会社のレポートによれば、日本の昨秋時点における10万円以下ノートPCの市場シェアは約5割。6万円以下というネットブッククラスの価格帯に絞っても約2割だという。

 当然、Microsoftはこの動きに追従しなければならないが、Windowsをおいそれと値下げするわけにはいかない。これまで旧製品Windows XPの販売期間を延長するなどして凌いできたMicrosoftだが、今回のWindows 7 Starter Editionの制限緩和で1つの答えを出したといえる。

 制限緩和後の新Starter Editionだが、やはり「痒いところに手が届かない」ように感じる。重いAero Peekが使えないことはいいとして、DVD再生機能がない。Windows Media Centerもリモートメディアストリーミングも使えない。メールやウェブ、文書作成では問題ないが、Windows 7のウリであるマルチメディア機能はばっさり切り落とされている。

 せめてリモートメディアストリーミングのクライアント機能でも許してくれれば、と思うのだが。

  • コメント(3件)
#1 anonymous   2009-06-01 23:18:47
むしろ、Windows Media 以外の動画再生ソフトが普及するチャンスになってしまうような気がしますね。

そして後日、マイクロソフトは Windows Update でプレーヤーを強制インストールしようとして
ユーザーから拒否されるかも。
#2 anonymous   2009-06-03 12:32:18
あQDF
#3 anonymous   2009-06-05 14:43:44
#1さんの言っていること頷けます。
自ら他社に付け入る隙を作ってしまっていますね。
独占禁止法のこともありますから、最初から入っていて固定というのも問題なように思いますが、
モートメディアストリーミングのクライアントくらいは入れておいても良いでしょう。
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