
Windows 7で便利に感じる「ISO直焼き」機能
海上忍
2009-04-29 21:03:01
職業柄、Linuxディストリビューションを試すことが多い。いまとなっては仮想化ソフトという便利なものを使えば済むが、グラフィックドライバの都合により実機で試さなければならないこともある。
そうなると、響きは美味そうだが面倒なだけの「ISO焼き」作業が待ち受けている。
そういった用途に配慮してか、Windows 7には「ISO直焼き」機能が用意されている。操作といえば、ダウンロードしたISOイメージの上でポップアップメニューを表示し、[ディスクイメージの書き込み]を選択するだけ。あとは、ブランクディスクをセットし、現れたダイアログボックスで書き込みを指示すればOKだ。
しかし、もうひと声。
「ISO直焼き」は確かにありがたいが、ユーザーの多くは仮想ディスクとしてマウントする機能も(むしろそちらのほうを)欲しているはず。DaemonToolsのようなフリーソフトを使えば解決する機能だが、Mac OS Xなど同機能を標準装備しているOSも多い。
Windows 7 RC版の一般向けリリースが5月5日に確定した現在、フィードバックには遅すぎの感も否めないが、いずれは対応を期待したい。
とはいえ、心づくしの新機能。ISO(愛想)笑いしつつ、ありがたく頂戴しよう。

ありがとうございます。