
VistaからXPのリモートデスクトップの使い方教えます
MicrosoftのWindows Vistaでは、Windows XPのセキュリティレイヤに複数のレイヤが追加されている。一般的に言って、これは良いことだ。しかし、追加されたこういったセキュリティレイヤは、エンドユーザーのエクスペリエンスからするとしっくりこない場合もある。リモートデスクトップアプリケーションがその例だ。Windows XPが稼働しているPCに、Vistaが稼働している別のPCからリモートデスクトップ接続を行うことは、特別な設定がなされていない場合には困難なものとなる可能性がある。
クセのあるこの接続形態は、例えば自宅のVista PCから会社のWindows XPに接続してそのデスクトップをリモートで使用する場合に用いられるものであり、こういったことはユーザーの自宅用PCへのVista導入が進むにつれて一般的になってきている。コンシューマーがVistaを採用するペースは、企業のネットワーク管理者が進んでVistaを配備するようになるペースよりもずっと早いのだ。
Windows XP
この方法を説明するにあたっては、読者がリモートネットワークに対してVPNを始めとするセキュアな方法で既に有効かつ安定した接続を確立していると想定している。つまり、解決すべき問題は、リモートデスクトップ接続を完了させることである。またこの説明では、遠隔地にあり、Windows XPの稼働するPCが下記の「システムのプロパティ」ダイアログボックスの[リモート]タブ(図A)のように遠隔地からの接続を許可するように設定されていることも想定している。
「システムのプロパティ」ダイアログボックスの[リモート]タブ
Windows Vista
VPN接続(少なくともここCNETではこの方法だ)が確立できたら、Vistaの「リモートデスクトップ接続」アプリケーションを起動する。どういうわけか、Vistaのショートカットはメニュー階層の中に埋もれている(図B)。なお、私のマシンではWindows Vista Ultimateを使用している。
「リモートデスクトップ接続」を起動する
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