
Windows Vistaを自分好みにカスタマイズする10+の方法
すべてのOSにはある程度のカスタマイズができる。Windows Vistaのような複雑なOSの場合、その開発にどんなに多くの開発者を投入したとしても、パワーユーザーなら必ずそのOSをより速く、よりよく、あるいは単に違った形で動かせるようにする修正やハックを見つけるものだ。この記事では、これまでにわれわれが見つけることのできた、Windows Vistaに施すことのできる工夫、トリック、ハックなどをいくつか紹介する。
1:スタートメニューに実行コマンドを加える
Windows 1.0のリリース時から、Microsoftはずっと(効果の程度の差はあるが)GUIインターフェースに取り組んできた。しかし、GUIのメニューやフォルダの迷路を辿らずにプログラムを実行したいということもある。Windows Vistaには、スタートメニューに「ファイル名を指定して実行」のコマンドがない。これは、Windows XPではよく使われる、定番の機能だった。
Vistaのスタートメニューに「ファイル名を指定して実行」のコマンドを加えるには、次の手順を行う。
- タスクバーの空いている場所で右クリック
- 「プロパティ」をクリック
ここでスタートメニュータブをクリックする(図A)。
図A
タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ
- 「カスタマイズ」ボタンをクリックして「[スタート]メニューのカスタマイズ」を表示
リストを下にスクロールして、「[ファイル名を指定して実行]コマンドのチェックボックスにチェックを入れる(図B)
- 「OK」をクリックすると、スタートメニューに「ファイル名を指定して実行」のコマンドが現れる。
図B
[スタート] メニューのカスタマイズ
2:ウェルカムセンターとサイドバーを無効にする
Windows Vistaのデフォルトの設定では、起動時にウェルカムセンターが表示される。ウェルカムセンターは初めて見る分にはある程度面白いが、VistaのPCを起動する度に現れるのを見ていると、すぐに飽きてしまう。この動作を変えるのは簡単で、図Cのウェルカムセンターの下にある「起動時に実行します」のチェックを外せばよい。
図C
ウェルカムセンター
同様にVistaサイドバーもデフォルトでオンになっている。一部のユーザーはサイドバーとウィジェットを便利だと感じるが、多くのユーザーはデスクトップの空間とその下の資源をもっと生産的な他の形で使いたいと考えるだろう。サイドバーを無効にするには、次のようにする。
- システムトレイのWindowsサイドバーのアイコンを右クリック
- 「プロパティ」をクリック
- 「Windows起動時にサイドバーを開始します」のチェックを外す(図D)
- 「OK」をクリック
図D
Windowsサイドバーのプロパティ
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