非開発者でも便利に使えるDevTools(調査編)

海上忍
2010-09-14 17:17:10
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 Leopard以降、Mac OS Xのパッケージシステムは大きく変更された。かつてはパッケージをインストールすると、/Library/Receiptsにその足跡(パッケージからプログラム部分を取り除いたもの)が記録されたため、ダブルクリックしてInstaller.appを起動し、ファイルを調べる処理を行えばよかった。Snow Leopardの現在、その方法は通用しない。

 Snow Leopardでは、パッケージの情報ファイル(.plist)と内容物リスト(.bom)は、/var/db/receiptsディレクトリに記録される。どれがDeveloper Toolsの内容物リストかは一目ではわからないため、「apple」や「Developer」などのキーワードであたりをつけ、「これは」と思うファイルを引数としてlsbomコマンドを実行するといい。答えを言ってしまうと、「com.apple.pkg.Dev」で始まるファイル群がそれだ。「com.apple.pkg.DeveloperToolsCLILeo.bom」がDeveloper Toolsに含まれるコマンドのリストで、以下のようにlsbomコマンドを実行すれば確認できる。

$ lsbom /var/db/receipts/com.apple.pkg.DeveloperToolsCLILeo.bom | less

 これをpkgutilコマンドで書き直すと、以下のとおりとなる(関連記事)。lsbomコマンドと効果は同じだが、パーミッションなど余分な情報が表示されないぶん、こちらのほうが読みやすいはずだ。

$ pkgutil --files com.apple.pkg.DeveloperToolsCLILeo | less

 DevToolsの内容物リストを調べると、かなりの数のコマンドが収録されていることがわかる。いまはもう役割を終えたCpMacやMvMacなどMPW由来のコマンド、automakeやgdbなどGNU製開発ツール、そしてOS X独自のコマンド群……次回は、その独自コマンドをいくつかピックアップしてお届けする予定だ。

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