FinkでもMacPortsでもないパッケージ環境「Homebrew」

海上忍
2010-04-06 21:12:05
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 Mac OS XでUNIX汎用のアプリケーションを使おうとすれば、多くのユーザーが「Fink」か「MacPorts」のお世話になっていることと思う。Aを動かすにはBが必要、しかしBをインストールするにはCが必要で……といった依存関係を含めてパッケージを管理してくれるので、面倒がないからだ。DIYでインストールするにはあまりに手間がかかるため、現実的な解といえるだろう。

 とはいえ、依存関係にあるパッケージを片端からインストールする仕様のため、使い続けるうちにディスクスペースを消費することは事実。/sw(Fink)または/opt(MacPorts)というディレクトリにリソースの一切合切を置く都合上、シェルの初期化スクリプトで環境変数の定義をしなければならないことも、些細なことだが負担といえる。

 そこで検討したいのが「Homebrew」。Rubyで記述されたこのプログラムは、/usr/local以下の領域を使用、インストールされるコマンドも「brew」のみ。しかも、Snow Leopardデフォルトのコマンドサーチパス(/usr/libexec/path_helper)に登録された/usr/local/binへインストールされるので、「brew search ***」としてサーバにあるパッケージを検索し、「brew install ***」としてインストールすればOK。スリムな状態で利用できる、Yet Anotherなパッケージ環境なのだ。

rubyスクリプト「install_homebrew.rb」 インストールはrubyスクリプト「install_homebrew.rb」を実行するだけ。動作にはLeopard以降のシステムとXcode、X11.appが必要※クリックすると拡大画像が見られます
  • コメント(1件)
#1 anonymous   2010-11-02 01:21:21
HomeBrew も、依存している物はインストールするわけで、その点を売りにするかのような記事には違和感を覚える。

Fink はいったんつくったものを .deb 形式で保存するので、そのぶんディスクスペースが取られることはある。だが MacPorts がその点で HomeBrew に劣っていることは無い。
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