知られざるSnow Leopardのスペルチェック機能

海上忍
2010-03-31 19:23:06
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 今回はCocoa Emacsネタをひと休みして、スペルチェック用バックエンド「hunspell」を取り上げる。英語のスペルチェックという裏方的な機能、しかもライブラリの形で提供されるため、日本人ユーザーには存在すら知られていない(と思う)が、これもSnow Leopardの新機能だ。

 hunspellの辞書ファイルは、「pl_PL.dic」と「pl_PL.aff」として/System/Library/Spellingに置かれている。SafariやテキストエディットといったCocoa APIを使用するアプリケーションで試せばわかるが、ObamaやWikipediaといった単語のスペルチェックに対応することから、こちらの記事にあるGoogleの成果も取り入れられている、と判断してよさそうだ。

 オープンソースのhunspellを採用したことにより、辞書の拡張も容易になっている。残念ながら日本語のスペルチェックには対応しないが、Snow Leopardでは非サポートの言語についてもリソースファイルを追加すれば利用可能になる。

 そのリソースファイルだが、OpenOffice.orgの成果を拝借する方法がある。こちらで公開されている言語リソースファイルをダウンロード、解凍して現れたファイルのうち「.dic」と「.aff」2つのファイルを/System/Library/SpellingへコピーすればOKだ。

 ノルウェー語で試したところ、コピー前には無視された「unnskyld(ごめんなさい)」は、スペルと文法ダイアログで「Norsk Bokmal」または「Norsk Nynorsk」を選択すると、スペルチェックに成功した。興味があれば、ほかの言語で試してみてほしい。

「hunspell」辞書 Snow Leopardのスペルチェック機能は「hunspell」辞書で拡張可能だ
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