Cocoa Emacsの設定とカスタマイズ--Snow LeopardでEmacs 23

海上忍
2010-03-23 19:30:05
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 Cocoa Emacsシリーズ第4弾となる今回は、日本語インプットメソッド(IM)の設定およびカスタマイズについて紹介する。快適な日本語環境まであと少し、いましばらくお付き合いいただきたい。

日本語IMを使うための準備

 本シリーズでは、日本の有志ユーザーが開発し配布する「Inline patch」の適用を前提としている。Inline patchには、オリジナルのEmacs 23にないIM関連の関数が追加されるなど、日本語環境で便利に使えるため、Cocoa Emacsを志すのであれば是非とも導入しておきたい。

 そのInline patchに含まれる関数だが、default-input-method変数に「MacOSX」を定義しておくと、前述したIM関連の機能が有効になる。まずは~/.emacs.d/init.elへ以下のとおり記述を追加しよう。

(setq default-input-method "MacOSX")

 この定義があるときにCocoa Emacsを起動すると、一部のIMについて操作時点のステータス情報を取得し、モード行の左端に表示するようになる。パッチを読めばわかるが、日本語IMEではことえりとGoogle日本語入力、かわせみ、ATOK 22がサポートされている。Google日本語入力を例にすると、ひらがな変換時に「ぐ」、全角英数時に「G」を表示するといった具合だ。

IMのステータス情報を自動的に取得し、モード行左端へ表示できるようになる IMのステータス情報を自動的に取得し、モード行左端へ表示できるようになる

IMに応じてタイトルを変更する

 IMを有効化したときに表示される「ぐ」などの文字は、カスタマイズが可能だ。以下のとおり「mac-set-input-method-parameter」で再定義すればいい。引数に与えるパラメータだが、「*scratch*」バッファでIMを有効化した状態で「(mac-get-current-input-source)」を評価(Control-Jを押下)すればわかるはず。ことえりやATOKのユーザーは、その方法でIDを調べてほしい。

;; for Goolge Japanese Input
(mac-set-input-method-parameter "com.google.inputmethod.Japanese.base" `title "漢")
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