プレビュー機能「QuickLook」の“もどかしさ”を補う「DropLook」

海上忍
2010-01-15 13:05:01
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 ファイルを選択してSPACEキーを押せばその内容をプレビューできる「QuickLook」は、Leopardのとき登場した便利機能。/Library/QUickLookなど所定のディレクトリにインストールされたQuickLookプラグインが対応するフォーマットに限定されるが、アプリケーションを起動しないためプレビューはほぼ一瞬で完了。開発者でも誰でも、一度使うと手放せなくなる(本当に)、ほかのOSのユーザーに自慢できる洗練された機能だと思う。

 しかし、QuickLookを利用した状態でほかのファイルを選択したり、Finder以外のアプリをアクティブにすると、途端にプレビューは消失。隔靴掻痒(そうよう)とはこのことか、もう少し融通を利かせてほしいともどかしく感じたことは一度や二度ではない。

 そこで紹介したいのがフリーウェアの「DropLook」。Dockに登録しておき、ファイルをドラッグ&ドロップすれば、フォーカスを移しても消失しないウインドウとしてクイックルックできる。ExposeやSpacesとの併用も可能だ。SPACEキー押下で発動、というQuickLookの基本操作が使えないことが難点だが、TPOで使い分ければいいだろう。

 もう1つ、以下のコマンドラインを実行する方法もある。再生が中断されてしまうため動画には使えないが、PDFなどの文書や画像であれば、フォーカスをほかのアプリケーションへ移してもQuickLookのプレビューは表示されたままになる(ただしほかのファイルを選択するとプレビューは更新)。DropLookが気に入らない場合は、こちらを試してほしい。

$ defaults write com.apple.Finder QLHidePanelOnDeactivate -boolean false
$ killall Finder
※:元に戻すときは、「defaults delete com.apple.Finder QLHidePanelOnDeactivate ; killall Finder」を実行
defaultsコマンドを実行 上記のdefaultsコマンドを実行すると、QuickLook中にもかかわらずほかのアプリにフォーカスを移すことが可能になる(メニューバーに注目)。画像をクリックすると拡大します
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