Mac OS Xでオープンソースソフトウェアを利用するための「Fink」と「MacPorts」

海上忍
2009-12-17 21:31:01
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 Linuxのyum、FreeBSDのportsに相当するMac向けパッケージ配布ツールは、いくつか存在する。最古参の「Fink」、OpenDarwinプロジェクト休止を受け発足した「MacPorts」は、builder読者ならば耳にしたことがあるはず。Gentoo LinuxのPortageを移植した「Gentoo for Mac OS X」(現在では更新されていない模様)や、日本のユーザーを主対象とした「EasyPackage」もあるが、FinkとMacPortsの2強状態にあることは間違いない。

 では、FinkとMacPortsどちらを選ぶべきだろう? 両方をインストールすることも可能だが、パッケージの大半が重複しているためディスクリソースの無駄遣いになる。選択の基準としては「パッケージ数の多さ」がまず思い浮かぶものの、数自体はユーザーにとっての有益性とは関係がない。Snow Leopardおよび64bit環境への対応状況も気になるところだが、どちらのプロジェクトもSnow Leopardのリリースにあわせてサポートを開始している。

 となると、決め手はサポートの厚さや関連情報の多さになるが、これに関しても明確な差を確認できない。両プロジェクトとも一定規模のコミュニティを抱えており、パッケージのバージョンアップも迅速だ(Finkの場合「unstable」に分類されている期間が長めだが)。結局どっちよ? という話だが……どちらを選んでも差はないのではなかろうか。オチがなくてすみません。

FinkとMacPortsの比較(2009年12月現在)
FinkMacPorts
パッケージ数103526439
ベースのパッケージシステムDebian(dkpg、apt)独自
使用される開発言語Perltcl
インストール先/sw/opt
パッケージ依存関係の調査
64bit対応
Snow Leopard対応
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