WebKitの最新ビルド、「Webインスペクタ」の機能を大幅強化

海上忍
2009-11-06 18:52:00
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 以前はともかく、現在のMac OS Xは開発プロジェクトの一部がディスクローズされている。OSとしてリリース後でなくては成果が明らかにされないカーネル(xnu)や、Sambaのように完全な外部プロジェクトを考慮しなければ、ある程度は「次のOS」で新たに投入される機能が見通せる。

 Safariの先遣隊ともいえるレンダリングエンジン「WebKit」は、その見通し可能なプロジェクトの1つ。特記事項は公式ブログ「Surfin' Safari」で逐一報告され、成果はソースコードおよび開発者向けバイナリパッケージ(Nightly Build)として公開される。

 そのブログで11月3日、「Webインスペクタ」の新機能が発表された。詳細は邦訳(リンク)を参照いただけばよいが、開発者やウェブデザイナーといった層に幅広く受け入れられそうな機能としては、CSSのカラー表記がHEXやRGB、HSLなどすべての方法に対応したことが挙げられる。

 また、ショートカットキーの大幅増も朗報だろう。さらにJSONとCSSの構文カラーリングへの対応やスクリプトデバッガの条件付きブレークポイントのサポートなども追加されている。

 ほかにも、この連載では紹介しきれないほど新機能が満載されているので、興味がある方は前述のNightly Buildを入手のうえ試してほしい。

「Webインスペクタ」 WebKitの新しいWebインスペクタ。画面右側のスタイルペインに表示された色の部分をクリックするたびに、表記方法が切り替わる。画像をクリックすると拡大します。