Snow LeopardのJava環境に手を入れる(1)

海上忍
2009-10-29 19:37:01
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 先日、訳あって不動産登記簿謄本が必要になった。正確にいえば、居住するマンションの管理組合絡みで隣接地の所有者を確認する必要が生じ、登記情報を確認するはめになったのだ。調べたところ、法務省外郭団体の財団法人民事法務協会が運営する「登記情報提供サービス」で閲覧できるらしく、わざわざ法務局まで足を運ばず済むため、この方法を選択することにした。

 しかし、Snow Leopardでは閲覧できなかった。登記情報提供サービスはJavaベースで、Java Advanced Imaging(JAI) Image I/O Toolsを使用しているためだ。AppleはJAIの提供は続けているものの、現在に至るまでJAI Image I/O Toolsは公式パッケージとして提供していないため、Snow Leopard向けには期待できそうもない。2年前java.netのフォーラムに掲載された情報を見ても、状況に変化はないようだ。急いでいたのでJAI Image I/O Toolsはあきらめ、登記情報はWindowsマシンで閲覧することにした。

 ちなみに、Snow Leopardに収録されている統合開発環境「Xcode 3.2」では、これまでDeprecated(非推奨)とされ辛うじて利用できていたCocoa-Java環境が、Javaブリッジを含め一掃された。ランタイムも、Java SE 6はあるがJ2SE 5.0およびJ2SE 1.4.2は収録されていない(Java 1.5は1.6のシンボリックリンクとなっている)。

 Snow Leopardユーザーはこのような環境でいいのだろうか……というわけで、Java環境を補強する最初の1歩として、次回はJ2SE 5.0をSnow Leopardへインストールする手順を紹介する。

Snow Leopardの「Java Prefrences」。J2SE 5.0 / 1.4.2は見当たらない Snow Leopardの「Java Prefrences」。J2SE 5.0 / 1.4.2は見当たらない(※画像をクリックすると拡大します)
  • コメント(4件)
#1 anonymous   2009-10-31 16:18:02
Java Advanced ImagingはSnow Leopardでもインストールされています。

JAI Image I/O Toolsは以前からMac OS Xではサポートされていません。
#2 unakami   2009-11-02 10:34:49
ご指摘ありがとうございます。

2段落目「AppleはMac OS X 10.4以降、JAIの提供を事実上中断している(ただし、Mac OS X 10.3/Java 1.4.1向けのパッケージは存在するが)ため」の部分を、

「AppleはJAIの提供は続けているものの、現在に至るまでJAI Image I/O Toolsは公式パッケージとして提供していないため」

に訂正させていただきます。
#3 builder   2009-11-04 01:34:50
builder編集部です。いつもご愛読頂き、ありがとうございます。

#1さんご指摘の件ですが、著者の海上忍さんのコメントにありますように、

2段落目
「AppleはMac OS X 10.4以降、JAIの提供を事実上中断している(ただし、Mac OS X 10.3/Java 1.4.1向けのパッケージは存在するが)ため」

の部分を

「AppleはJAIの提供は続けているものの、現在に至るまでJAI Image I/O Toolsは公式パッケージとして提供していないため」

に訂正させていただきました。
ご迷惑をおかけしました読者の皆さま並びに関係各位には深くお詫び申し上げます。
#4 anonymous   2009-12-30 22:48:09
"に訂正させていただきました。"というのは具体的にはどういうことを指していますか。
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