
Snow LeopardでAVCHDムービーを扱う際の注意点
海上忍
2009-10-14 20:36:00
QuickTimeの有り難みは、ムービープレーヤー(QuickTime Player)としての機能ではなく、APIとしての利用しやすさにある。Snow Leopardで64ビットネイティブ化され「QuickTime X」となった現在も、Mac OS XのマルチメディアAPIとして、またあるときはサードパーティー製アプリケーションから呼び出されるコーデックの集合体として、揺るぎない位置を占めている。
QuickTimeの機能は、Leopardで登場した「Quick Look」からも利用できる。QuickTimeがサポートする動画・静止画フォーマットであれば、再生ソフトを起動することなしに、スペースキーを叩くだけでファイルの内容をプレビューできるのだ。Perianなど、QuickTimeのプラグインとして機能するコーデック集を追加すれば、Quick Look可能なファイルも増える。このPerian、64bit対応も完了しているのでお勧めだ。
しかし現行バージョン(1.1.4)のPerianは、AVCHDビデオカメラの動画ストリーム(MTS/M2TS)をサポートしない。MTSおよびM2TS形式のQuick Lookは、ShedWorxから「HD Quick Look」というシェアウェア(6.99米ドル)の導入で可能になるが、ムービーとしては確認できず、ムービーの最初のフレームが表示されるのみ。個人的には、AVCHDビデオストリームはVLC メディアプレーヤーでの再生で納得するとして、Quick LookはQuickTimeの純正機能あるいはPerianの対応まで待つこともやむなし、と考えている。
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