Snow Leopard:プラグインは64bitネイティブで動作する?

海上忍
2009-09-24 17:27:01
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 Snow Leopardの導入によるエンドユーザー最大の変化は、やはり「64bit化」だろう。SafariやMail.appなど標準装備のアプリケーションは、その多くが64bitネイティブとなり、x86とx86_64の2種類のバイナリを持つ形でのユニバーサルアプリケーションとなった。

 ちなみにLeopardまでは、ユニバーサルバイナリといえばx86とPowerPCの組み合わせが多くを占めていた。64bitバイナリを収録するアプリケーションはごく一部に過ぎず、APIレベルでは一巡していた64bitサポートが生かされていなかったが、Snow Leopardでは今後64bitネイティブで動作するアプリケーションが増加する。

 32bitから64bitへの過渡期ということで、Snow Leopardにはそのための「カラクリ」がいくつか用意されている。たとえば「システム環境設定」は、初期値では64bitネイティブで起動するが、開こうとするプラグイン(.prefPane)に64bitバイナリが収録されていない場合、システム環境設定を32bitモードで起動しなおして動作モードを一致させようとする。

 Input Managerの機構を応用した「SIMBL」というオープンなプラグイン機構を利用する場合には、この問題を人力で解決しなければならない。32bitのSIMBLプラグインを使いたければ、SafariなどターゲットアプリケーションのFinderオプションを変更し、32bitモードで起動しなおす必要があるのだ。もちろん、64bit対応のプラグインを入手すれば、そのような手間はなくなる。

 一方、ウェブブラウザ「Safari」は、64bitモードで起動しているときも32bitプラグインを利用できる。この件については、また次回説明したい。

64bitネイティブ非対応のプラグインを開こうとすると自律的に32bitモードで起動しなおす、Snow Leopardの「システム環境設定」(画像をクリックすると拡大します) 64bitネイティブ非対応のプラグインを開こうとすると自律的に32bitモードで起動しなおす、Snow Leopardの「システム環境設定」(画像をクリックすると拡大します)
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