Snow Leopard探索記--次期Mac OS X「Snow Leopard」は何が新しい?

海上忍
2009-08-25 10:49:01
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 8月28日、Mac OS Xの次期バージョン「Snow Leopard」がリリースされる

 本特集「Snow Leopard探索記」では、Snow Leopardで投入された新技術や各種変更点について取りあげる。正式リリース前のフライング気味なスタートとなるが、発売前は公表されている新技術のみを対象とし、発売後に未公表部分を取りあげるという方向で進行する予定だ。


 Snow Leopard(Mac OS X 10.6)における最大の変化は、64bit対応の完成だ。64bit対応はTiger(10.4)のときに開始され、Leopard(10.5)の時点ではCocoaなど主要APIの64bit化が完了、64bit OSとしての体裁はほぼ整っていた。

 しかし、Leopardのカーネル空間は32bitモードであり、メモリ管理機構やシステムコールのインターフェース部分が64bit対応することで、64bitアプリケーションや4GBを超えるメモリ空間の利用を可能にしていた。実際、64bitネイティブで動作する標準装備のアプリケーションは少数(Chessくらいか?)で、FinderもDockもSafariもTerminalも、すべて32bitアプリケーションだった。

 これらの要素が、Snow Leopardでは(おそらくほとんどが)64bit対応となる。実際のところは正式リリース後に確認するしかないが、少なくともSafariは「Safari 4」リリースのとき、Snow Leopardにおける64bitモードでの動作がアナウンスされている。

 次回は、カーネルの動作モードとユニバーサルバイナリの関係について説明する予定だ。

64bitネイティブ対応を果たしている、数少ないLeopard標準装備のアプリケーション「Chess」 64bitネイティブ対応を果たしている、数少ないLeopard標準装備のアプリケーション「Chess」
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