
Windows 7、Snow Leopard、Ubuntu 9.04を比較してみる
前奏曲:Windows 7、Snow Leopard、Ubuntu 9.04
2009年8月末から10月にかけて、著名な3種類のクライアントOSが相次いでバージョンアップする。Snow Leopardと呼ばれるMac OS X 10.6、開発コード名“Karmic Koala”のUbuntu 9.10、そしてWindows 7だ。
Wikipediaなどでこれまでのリリース時期を調べてみると、OS 3種のバージョンアップがこれまでよりもかなり近いことがわかった。これは、今年7月の皆既日食と同じくらい貴重なタイミングだ!――そう考え、編集部にお願いして3つのOSの使い勝手をさまざまな視点から比較することにした。
3つのOSを比較すると言っても、64ビット化やマルチコア対応などOS自体の機能を比較するつもりはない(筆者の力量では難しい?)。元来OS――オペレーティングシステム――は、ハードウェアを抽象化するためのソフトウェアであり、ユーザーが利用するのはOSを経由してハードウェアにアクセスするアプリケーションソフトウェアのほうだ。
したがって、ここでは、それぞれのOS上で利用できるアプリケーション、具体的にはメーラー、ウェブブラウザ、文書作成ソフト、バッチ処理ツール、開発環境などの使い勝手を、OSという視点を含めて比較していきたいと考えている。
取り上げるアプリケーションは、それぞれのOSとともに提供されたり、そのOS上での利用が有名なものにするつもりだ。なお、Windowsは「Windows 7 RTM版」、Mac OSは「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」製品版、Ubuntuは「Ubuntu 9.04」をベースにしている。
今回は、これから行う比較のベースとして、それぞれのOSでのユーザーインターフェースや日本語入力のためのインプットメソッドなどを確認しておく。
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