MacBookの開発環境を整える:Windows環境との齟齬を解消する

原井彰弘
2008-03-12 08:00:00
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 MacをWindowsと比較したときにもっとも語られることが多いのは、Macの「使いやすさ」だろう。しかし、長い間Windowsに慣れ親しんでいる我々にとっては、その「使いやすさ」に逆に違和感を覚えることもある。今回は、そのようなMacとWindowsのインタフェースの違いについて考えてみよう。

Q. Macのマウスの動作はWindowsと異なっているようで、思い通りに動かせない。よい設定方法はないのか?

 A. シェアウェアを利用すれば、Windowsと同様のポインタ動作になる

 Macにマウスを接続して少し動かしてみればわかると思うが、マウスを動かしたときのポインタの動作はWindowsのそれとはかなり異なる。具体的にどのように違うのかというと、Windowsの場合はマウスの移動距離に比例してポインタが動作するように感じられるのだが、Macの場合はまるでマウスの移動速度に比例しているかのようにポインタが動作するのだ(実際には、設定によってはWindowsでもある程度移動速度が影響している)。つまり、ゆっくりとマウスを動かせば長い距離を移動させてもポインタはほとんど動かず、一方、素早く動かした場合はほとんどマウスを動かしていなくても遠くまでポインタが飛んでいくのである。

 このようなインタフェースは、限られたスペースでマウスを動かさなければいけない場合にはよいかもしれないが、明らかに直感的な動作ではないため、Windowsから移行したユーザを混乱させる原因となるだろう。実際、私もなかなか思い通りにポインタを動かすことができず、ずっとイライラしていた。

 これは、Macでのマウスの「加速度」が極端に設定されているために起こる事象なのだが、残念ながらMacではこの加速度の設定を変更することができない。ただし、USB Overdriveというシェアウェアを利用すれば、加速度も含めたマウスのさまざまな設定を変更できるようになる。価格は20ドルだが、試用期間は特に定められていない。ここではソフトウェアの使用方法に関する詳しい説明は行わないので、興味のある方は公式サイトなどを参考にしていただきたい。

  • コメント(7件)
#1 hironobu.k   2008-03-12 09:41:00
「Windows環境との齟齬を解消する」と題を打ちながら、内容は齟齬を説明し、違いを理解してもらうというスタンスになっているように思われます。この記事で言う「解消」とは当初何を意図したものなのでしょう。カスタマイズによる差異吸収でしょうか。それが見えにくい記事に思います。

実際、違いを埋めてできるだけWindowsに近づけて使おうとしても無理があります。「齟齬」をユーザにどのように感じさせ、考えさせるのかが重要なのであり、「解消」はその認識から各自が判断して決めることと考えますが、いかがでしょう。
#2 手作りザーギョ   2008-03-15 07:17:20
Windowsからの”スイッチ組”の人たちを対象とした内容であることは
分かるのですが、慣れているからと、知らず知らずのうちにストレスを
抱え込んでいる操作に合わせるという行為に疑問を持ちました。
一つ取り上げますと、マウスの動き。
明らかに直感的ではないとのご指摘ですが、速く動かすということは
その位置制度を担保できないということになり、
直感的には”あの辺まで行きたい”という行動をマウス操作に期待しているわけです。
  ロボットであれば、その目的位置と到達時間が厳密に決まるのですが...。
Windowsのマウスポインタ処理の欠点を如実に表しているのが、
”マウスを浮かせて操作する人がいる”ということです。ドラッグしていくと
マウスパッドから落っこちてしまうので、マウスを浮かせてマウスパッドの
端に移動させてー浮いているのでカーソルは動かないーまたドラッグする。
Macユーザでこのような使い方をしている人を見たことがありますか?
ちょっと慣れてくれば本当に狭いマウス移動平面内で特段の不自由なく
ドローソフトでイラストを描くこともできる様になります。

慣れ親しんて体に染み付いている環境とのギャップを幾らかでも少なくしたい
というお気持ちは分かりますが、Macのユーザインターフェースは皆さんが
考えているより遥かに人間の思考や特性を考慮して開発されています。
片や、人間中心ではなく、ハードウエアの機能を素で提供することで
ユーザに設定の自由度を与えているのですから、仕方ないですが...。
#3 R-design   2008-03-15 09:20:43
私もMacOS8時代にWindowsからMacに乗り換えた経験があり、やはり最初はMacの操作に慣れなかった経験から言いたいことは判ります。
しかし、こう言ってはWinユーザーからひんしゅくを買いそうですが、MacOSのユーザビリティーはWindowsOSのそれより非常に優れていると私は思います。

Windowsの最大化の件にしても、例えるならデスクで作業中に判らない単語があるからと本棚から辞書を出し、一度使ったら閉じて、目に見えない場所に置くようなこと。
また、「アプリケーションの管理モデルが~」ということなども、必ず同じ場所にメニューがないということは、様々な国へ旅行に行く際に持っていくガイドブックを、国ごとに「地球の歩き方」にしたりるるぶのムックにしたりするようなこと。(ちょっと無理があるかな…)

まぁ、確かにデフォルトでは、個々のユーザーの使い方には合わない箇所もあるかもしれませんが、それはWindowsも同じ、記事では、例えば拡大化がしたければこういうフリーソフトもあるよ程度に留めておいた方が良いと思いますよ。もし、なぜ拡大化ができないか~を書くのであれば、ハードやソフトを使う開発者にとって、何が一番効率的なのかをご考慮くださいませ。

だって、「開発環境を整える」んですから!
#4 原井彰弘   2008-03-15 16:54:29
コメントどうもありがとうございます。
後ほど回答させていただきます。
#5 thesecret   2008-03-17 12:34:38
ここでいう「開発環境を整える」って、
・IllustratorやFlashの開発ではない。
・PHPやPerlのプログラミングをMacでやろうってことでもない。CとかJavaとかは絶対ない。
という気がします。
想定してるのは「クロスブラウザの動作確認をする」ぐらいなのだと思うのです。
すると、基本Windowsの動きで、Macのマウスやウィンドウの動きで気になるとこは・・
という発想になるわけで、それはMacが優れていることはあまり関係ないのだと思います。
生粋のMacユーザーから見たら心外なんだと思いますが・・
#6 tori   2008-03-28 12:09:45
>アプリケーション単位ではなくウィンドウ単位で切り替え
OS X 10.5は使用したことがないのでわかりませんが、10.4では、システム環境設定の“キーボードとマウス”→“キーボードショートカット”→“動作中のウインドウまたは次のウインドウを操作する”で設定可能ですが…

マウスの動きに関して、私の場合は、ウインドウズは、もう、体が壊されるんじゃないかっていうくらい不自然に感じられて、まったく操作できません。大げさではなく、本当に10分くらいが限度です。肩がこるなどの身体的な疲れもありますが、なんというか脳が疲れるのです。つまり直感的でない。とくに、ランダムなマウス移動を頻繁に素早く長時間にわたって…となると、Winのリニアな動きでは本当にやってられないです。もちろん私の場合という話ですが。
ただ、私のまわりにいるMacとWin両方を使う人達は、異口同音にMacの方が疲れないと言います。

その他いろいろと思うことがありますが、先にコメントされている方々の意見に同感です。

「MacとWindowsのインタフェースの違いについて考えてみよう」というより、ただ単に「MacのインターフェースをWindows風にするには」といった記事のように感じました。
#7 lightspeed   2009-04-19 18:33:48
慣れる、という簡単な方法があります。

MacBookProを使って1年になります。Windowsは3.1時代から使ってますが、もう戻りたくありません。ただ、仕事で仕方なく使っています。Macも気に入らない点はたくさんありますが、トースターじゃないので。
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