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NTTドコモはiPhoneを諦めない――となると、ソフトバンクは?

海上忍
2009-08-26 19:47:02
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 7月30日に開催されたNTTドコモの決算説明会の席上で、同社社長が「iPhoneを諦めない」旨の発言を行った件が話題になった。NTTドコモがiPhoneを欲しがっているという話は、いまに始まったことではないが、このような公式な場で発言することにはなにか意味があると考えざるをえない。

 そもそも、現行機種のiPhone 3GSは、NTTドコモのFOMAプラスエリア(800MHz帯)をも包含するUMTS850(850MHz帯)をカバーする。Appleには、同じ仕様の製品をワールドワイドに展開するというポリシーがあり、ガラパゴスと揶揄される日本の携帯市場向けにカスタマイズする可能性は低いが、すでに現時点でその必要性がないというわけだ。NTTドコモ社長の粘りは、現状の理解あってのことだろう。

 もしNTTドコモがiPhoneを扱うとなると、ソフトバンクモバイルが脱落する、と考えるのがセオリーだろう。実際、米国ではAT&Tが一手に扱うように、1国につきキャリア1社と契約する方針をAppleは堅持してきた。これは日本の状況にもあてはまる。

 しかし、ちょっと待ってほしい。Telecom ItaliaとVodafoneの2社が扱うというイタリアの例がある。独占契約かどうかを含め、Appleとソフトバンクモバイルの契約内容はわからないが、NTTドコモの参入を許す代わりにソフトバンクモバイルへ有利な条件が提示されたとしたら、「docomo版iPhone」実現もありえない話ではない。

 うがった見方かもしれないが、NTTドコモ社長の「諦めない」という発言は、AppleとのNDAに配慮したうえでギリギリ可能な「もう少し待っててね」の意味とも解釈できる。さて、どうなるか。

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