Yet AnotherなiPhoneアプリの開発フレームワーク

海上忍
2009-07-07 20:31:01
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 builderの読者諸兄には言わずもがな、かもしれないが、iPhone(ネイティブ)アプリケーションの開発にはさまざまな制約がある。Appleが提供する純正の開発環境を使うことが前提で、利用する言語は事実上Objective-Cに決め打ちされ、しかもAppleの審査を通過しないかぎりApp Storeでは公開できない。

 開発プラットフォームのMac OS Xには、QtやMonoといったクロスプラットフォームの開発環境があるが、そちらのiPhoneサポートも期待薄だ。App Storeの審査基準は公にされていないが、容量やセキュリティの観点からランタイムの同梱が許可されるとは考えにくく、かといってスタティックリンクで問題が解決されるとも思えない。

 しかし、視野を広くすると”使えそう”な開発フレームワークはいくつか存在する。

 JavaScriptおよびHTMLでiPhoneネイティブ(しかもAndroidにも対応)のアプリを開発できる「Appcelerator Titanium」は、その一例だろう。開発実績でいうのならば、Monoベースの3Dエンジン「Unity iPhone」もある。こちらは、C#でのコーディングだ。

 紙幅に限りがあるため、今回はここまでだが、次回以降は上述したような「Yet AnotherなiPhoneアプリの開発フレームワーク」の動向をお伝えする予定だ。

Qtを使用したMac OS X用アプリのバンドル内部。セキュリティはともかく、容量が嵩むため、相当ダイエットしなければiPhone向けとしては現実的でないかも……(画像をクリックすると拡大します) Qtを使用したMac OS X用アプリのバンドル内部。セキュリティはともかく、容量が嵩むため、相当ダイエットしなければiPhone向けとしては現実的でないかも……(画像をクリックすると拡大します)
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