iPhoneの好敵手?--PalmはwebOSに全力投球

海上忍
2009-02-13 13:00:00
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 CES 2009で発表されたPalmの新機種「Palm Pre」が評判だ。iPhoneを擁するAppleとの間には、なにやらきな臭い話もあるようだが、新開発のOS「webOS」に期待する声は大きい。

 Palmも、背水の陣を敷いて事に臨むようだ。こちらの記事にもあるように、2007年にリリースした「Palm Centro」が最後のPalm OSデバイスになるとのこと。今後はwebOSを核として、Windowsの環境をフォローしつつ製品展開しようという意志を固めたらしい。

 この路線、どこかで聞いたような……そう、iPhoneによく似ている。iPhoneも、Mac OS X/Darwinを最適化したOSを核として、ビジネス向けにはWindows/MS Exchangeのサポートを売りにしている。裁判沙汰になりそうなマルチタッチUIも、両者の共通項だ。なにぶん発売前のデバイスのこと、明らかにされていない部分も多いが、先行するiPhoneをあからさまに意識したPalmの路線転換といえる。

 いずれにせよ、アプリの品揃えが各陣営の勢いに大きく影響するだけに、Palmがどのような開発者支援策を打ち出すかが見ものだ。閉鎖的だなんだと批判されることの多いiPhoneのデベロッパプログラムも、Palm Pre/webOSという好敵手の出現を前にして、早めの「チェンジ」を考える時期なのではないだろうか。

Palm Preに搭載される「webOS」のデスクトップ。よく似ているがゆえに、iPhoneもうかうかしていられないのでは?Palm Preに搭載される「webOS」のデスクトップ。よく似ているがゆえに、iPhoneもうかうかしていられないのでは?
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