待望のiPhone 3G SIMアンロックの意味を考えてみる

海上忍
2008-12-22 18:15:00
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 ついに、iPhone 3GのSIMロックが解除された。ジェイルブレイクのマストアイテム「PawnageTool」で知られるiPhone Dev-Teamによるもので、12月中旬に公式ブログで報告されていたが、日本時間の21日に公開されたデモビデオによりブラフでないことが確認された。

 この方法でSIMフリーを解除すれば、DoCoMoやauのSIMカードでiPhone 3Gを利用できる……ようにはならない。日本で販売されているiPhone 3Gは、専用のSIM(通称「黒SIM」)しか利用できないためだ。さらに、他社のSIMカードを使えたところで、iPhone 3Gはパケット定額サービスの対象外であり、いわゆるパケ死から逃れる術はない。ここ日本では、カネは無尽蔵にあるが某社との契約だけは絶対にイ・ヤ・ダというユーザ以外SIMアンロックするメリットはほとんどない、と言っていいだろう。

 ちなみに、最初からSIMによる縛りがない「SIMフリー版」のiPhone 3Gは、シンガポールなど一部の国で販売されているが、購入するためにはキャリアとの回線契約が必要。香港は例外で、一見の外国人でも購入できるものの、中古品以外は原則ネット通販となるため送付先の住所が必要になる。このSIMフリー版の場合、黒以外のSIMカードも使えるので、1年のほとんどを海外で過ごすという方は検討する価値があるかもしれない。

日本で販売されているiPhone 3G専用の「黒SIM」。このタイプをSIMアンロックしたところで、メリットはない日本で販売されているiPhone 3G専用の「黒SIM」。このタイプをSIMアンロックしたところで、メリットはない
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