なぜ落ちる? iPhone 3Gが不安定な理由を考える

海上忍
2008-10-22 12:00:00
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 iPhone 3Gでなにより腹立たしいのは、アプリが「落ちる」こと。落ち方の見事さといえば、最近のダウか日経平均かといったところ(言い過ぎ?)。とにかく、日に何度もイライラさせられることは間違いない。

 その原因を考えてみたが、可能性が高いのは「メモリ不足」。容量の上限または上限近くまで必要なメモリ空間が拡大することにより、アプリがクラッシュするという構図だ。

 ちなみに、iPhone OSでは一部の例外を除き、アプリケーションを切り替えるとプロセスが停止される。アンドゥ処理をどうするかなど、開発者にとってはMac OS Xとの違いをもっとも感じる部分かもしれない。

 しかし、iPhone/iPod touchに採用される大容量記憶装置はNAND型フラッシュメモリー、約100万回が書き込み回数の上限とされる。圧倒的に書き込み耐性が高いHDDを使うMac OS Xとは、ワケが違うのだ。だからページング処理しないiPhone OSの仕様は妥当で、メモリ空間がシビアになることはやむを得ず、結果として高頻度でアプリが落ちる……解決策は、アプリがかぎられたメモリ空間をいかに効率よく利用するか、開発者の腕にかかっているようだ。

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