iPhone発売後の「AAPL」

海上忍
2008-10-17 08:00:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 株価の乱高下で胃が痛い日々。この2週間で損した金額を計算すると、原稿を書く気力も失せてしまうが、気を取り直して前に進もう。

 というわけで、今回は目先を変えてAppleの株価について。株価は企業の価値と体力を示す重要な指標であり、今後の新製品と開発方針についても影響をおよぼす。株などやらぬから興味なし、とばかりに無視を決め込むわけにもいかないのだ。

 iPhone 3Gに付属のアプリ「株価」を起動し、NASDAQに上場しているAppleの株価(AAPL、直近3カ月)を見てほしい。ピークは8月14日の終値179.32ドルで、基本的にはNASDAQ総合株価指数(^IXIC)に沿って下落一方となっている。ちなみに、ダウ工業株30種平均(^DJI)が史上2番目の下げ幅を記録した10月15日のAAPLの終値は97.95ドル、8月14日に比べると約45%という下落率だ。

 8月14日と10月15日の終値ベースで、AAPLと^IXICの下落率を比較すると、AAPLは約45%、^IXICは約34%。業種別の指数(NASDAQコンピュータ指数、^IXK)の下落率は約35%と、Appleに限らずコンピュータ関連やIT系の不振がうかがえる。ちなみに、AAPLは9月中旬に若干値を戻してはいるが、新iPodシリーズの発売が好感されたものというより、^IXICのチャートを見るかぎりほぼインデックスの動きと考えられる。

 市場の動きに左右されることは仕方ないとして、Appleには^IXKや^IXICをアウトパフォームするほどインパクト大な新製品を期待したいところだ。

8月14日をピークに下がり続けるAppleの株価。ちなみに、この日の日経225はまだまだ下がります 8月14日をピークに下がり続けるAppleの株価。ちなみに、この日の日経225はまだまだ下がります
  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ