iPhone 3.0に関して今予想できること:ひとつめ

海上忍
2008-09-18 21:30:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最新特集【一覧】

 iPhone 3Gの懸案事項を考えると、最終的には「チップ性能」にたどりつく。ボディデザインを含むユーザインターフェイスの完成度が注目されがちだが、Flashがサポートされるかどうかの問題や、操作レスポンスが鈍いといった指摘の多くは、システムオンチップ(SoC)の性能に帰結する。

 Appleもその点は十分すぎるほど認識しているようで、今年4月にはチップ設計会社のP.A. Semiを買収、続く6月にはP.A. SemiがiPhone/iPod向けのSoCを開発中である旨を明らかにしている

 ちなみに、こちらの記事によれば、iPhone 3Gに搭載されているARMベースのCPUはAppleの設計によるもので、サムスンは製造しているだけに過ぎないという。つまりP.A. Semiの買収は、設計段階から思いのままにSoCをつくりたい、というAppleの考えの延長線上にある。昨日公開された記事は、この推理を裏付けるものといえる。

 となると、結論は1つ。Intelの「Atom」など他社製品のロードマップに左右されることなく、今後iPhone/iPod用SoCの開発が進められるということだ。言い換えれば、Macintosh以上にブラックボックス化が進むわけで、その未来予想図は一層描きにくいものとなっている。

iPhone構成ユーティリティで取得したCPU情報。「AppleS5L8900」という型番を確認できる
  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ