iPhone 2.1の日本語入力システムにもの申す

海上忍
2008-09-16 13:00:00
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 新ファームウェア「iPhone 2.1 ソフトウェアアップデート」により、日本語入力システムがアップデートされたことは、前回お伝えしたとおり。今回は、数日間利用するうちに気付いた問題点などを取り上げてみたい。

 まずは連文節変換機能について。一度このように書いてしまったため、訂正ということになるが、この機能を厳密に定義すれば「長文変換機能」のほうが相応しい。長めのセンテンスを一括変換可能になったことのメリットは大きく、多くのユーザにとって変換効率改善につながるはずだが、PC用の日本語IMEでいうところの連文節変換機能そのものは期待しないほうがいい。

 なぜなら、変換開始後に文節の区切りを変更できないからだ。たとえば「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」を変換したとき、システムv2.1では「記者の記者は記者で帰社した」が最初の候補として表示されるのだが、これを一発で変換できないことはさておき、「記者の」と「記者で」の部分を再変換する術がない。いわゆる文節の切り直し(収縮)ができないため、結局はその大部分をひらがなから入力し直すはめになる。

 かつてSKK(単文節変換が特徴的なIME)を使用していたからか、上記の欠点がさほど気にならない筆者だが、以前紹介した「連絡先に単語を登録する裏ワザ」が使えなくなったことは痛い。そもそも非公式なテクではあるが、実用的だったぶん惜しまれるところだ。

長文の変換に対応したことは大きな前進だが、文節の切り直しができないことは残念
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