なぜiPhone 3Gにはリアルタイムナビ機能がないの?

海上忍
2008-09-01 14:00:00
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 iPhone 3Gに搭載のGPS機能には、Appleらしい「ヒネリ」がある。具体的には、アシステッドGPS(A-GPS)。携帯電話の基地局やWi-Fi APから取得した位置情報をもとに大雑把な現在位置を算出、GPS衛星の居所にある程度の目星をつけ、時間がかかるGPSの全天走査を不要にする、という技術だ。とにかくこのA-GPSのおかげで、iPhone 3Gは現在位置を取得するまでの時間が短縮された。

 App Storeをザッと検索すると、このGPS/A-GPS機能を活用したアプリが数多く公開されている。CNET Japanの記事でも紹介されている「30min.」はその1つで、現在地付近の飲食店の住所や口コミ情報をサクッと表示してくれるスグレものだ。GPSロガーの「iTrail」のような、健康管理に役立つものもある。

 しかし。どのアプリにも、リアルタイムナビゲーション機能がない。確かに現在地と目的地、経路は迅速に把握/記録することができるものの、「最後の一押し」たる目的地への道順を知る機能が見当たらないのだ。これ以上はiPhone SDKの規約に触れかねないため言葉を濁すが、この消化不良感は誰かの(そりゃあAppleの)意図によるもの、と誰しも推理するはず。孫悟空よろしくAppleの掌で遊ばなければならない現状、Appleがこの機能をいつ、どのような実装で見せてくれるかが見物だ。

JR東海道線根府川駅近くで「30min.」を起動すると、周辺の飲食店情報が即座に現れた。これにナビゲーション機能が付けば……
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