iPhoneのPush Notification Serviceでなにが起こるか

海上忍
2008-08-20 15:30:00
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 確かにiPhoneは携帯電話だが、従来のいわゆる「日本の携帯電話」とは異なる点がいくつもある。マルチタッチUIを備えること然り、Objective-Cベースの開発環境然り。そして今回取り上げる「Push Notification Service」(以下、PNS)も、他の携帯電話には見られない機能といえる。

 このPNS、文字どおり「プッシュ型データ通知サービス」。Appleが運営するPNSサーバに信号を送ると、携帯電話回線を利用しクライアントであるiPhoneへ送信、いわゆるプッシュ型の通知サービスとして機能する。たとえばチャットのようなアプリケーションの場合、相手のメッセージを待つ間もプロセスを常駐させなければならず、しかもその間は電力を消費するため、パフォーマンスにもバッテリーの保ちにも悪影響を及ぼすが、PNSを利用すればそのような懸念から開放される。サードパーティーに向けた「着信機能の開放」とも解釈できるこの機能、他の携帯電話に見られないことは言うまでもない。

 WWDC 2008では、PNSの正式な運用開始は2008年9月とアナウンスされたが、時すでに8月下旬。PNSに対応している(と思しき)アプリはMobileMeとYahoo! Mailだけ、という寂しい状況は、早々に解消してほしいものだ。

設定の「データの取得方法」で「プッシュ」をオンにしておけば、PNSの機能を利用できる……はずだが、肝心の対応アプリが登場しないこの現状。9月以降に期待しよう
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