iPhone 3G + Simplify Mediaで自宅のiTunesライブラリを聴く

海上忍
2008-08-18 19:30:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Simplify Mediaから、iPhone用クライアントソフトが発売された。価格は3.99米ドル、ただし先着10万ダウンロードまでは無償。筆者は早い時期に気付いたため、無償で入手できたが、本稿掲載時はどうなっているかわからない。

 このソフト、早い話が「iTunesライブラリ共有ソフト」。楽曲は聴くのみでダウンロード機能は未実装だが、Simplify Mediaが動作するPCのiTunesライブラリ(DRM付きを除く)に、同一サブネットではないIPネットワークから接続できる。Wi-Fiと3G回線の両方をサポート、という点がミソだろう。

 楽曲がiPhoneへと転送されるしくみだが、独自のプロトコルを利用したストリーミングにより実現されている。ストリーミングとはいっても、一定量をクライアント側にバッファしてから再生する仕様で、サーバ側がダウンしてもしばらくは再生が可能なことから、常時セッションが張られるリアルタイム性のものではない模様。再生開始からバッファリング終了までの時間は十数秒程度と短いため、再エンコードされていないかと思いきや……よく聴くと、ハイハットなど高音部分に変化あり。コーデックやビットレートなど詳細は未確認だが、楽曲データをそのまま配信しているわけではなさそうだ。

 要するにこのアプリ、iPhoneに入りきらないほど巨大なサウンドライブラリを持つユーザにとっては朗報だ。とはいえ、自宅のPCを常時ONにしておかなければならず、バッファリングのため曲間で待たされることは確実。3G回線を使えば、上限の20,175パケットなどすぐに到達するはずで、月額上限の5,985円を支払うこと必至だ。使う側を選ぶアプリであることは確かだろう。

Wi-Fi/3G回線経由でiTunesライブラリにアクセスできる「Simplify Media」。左上の「3G」に注目 Wi-Fi/3G回線経由でiTunesライブラリにアクセスできる「Simplify Media」。左上の「3G」に注目
Last.fmに掲載されているアーティストのプロフィールも表示できる
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]