iPhone新料金:2万175パケットを目指して

海上忍
2008-08-06 11:45:00
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 iPhone 3Gの通信プランが改訂された。改訂前は、必須とされる「パケット定額フル」が通信料に関係なく5985円/月で提供されていたが、改訂後は1695円〜5985円/月の2段階定額制に移行する。改訂後は、もっとも安上がりな場合で2990円/月、これに本体の割賦払い額960円/月(8GBモデルを新スーパーボーナス24回払いで購入し1920円/月の特別割引適用)を加算すると、月額3950円からiPhone 3Gを利用できるということになる。

 今回の改訂について耳にしたとき、脊髄反射で「雪国まいたけ」を思い出した(利益を製品の値下げに充当して他社の参入を阻む商法で知られる)が、どうやらソフトバンクモバイルの狙いは売上げ&シェア拡大だけではなさそう。ユーザを巧みにWi-Fiへ誘導することにより、今後急カーブで上昇すること確実のデータ通信量を減らしたい、という意図が透けて見えるのだ。いまなおHSDPA対応エリアを公開していない事実も、データ通信量急拡大に対する備えに一抹の不安を感じさせる。

今後の「パケット定額フル」の利用イメージ 今後の「パケット定額フル」の利用イメージ

 筆者は、今回の通信プランの改訂に賛成だ。Wi-Fiアクセスポイントがある屋内では、敢えてデータ通信に3G回線を選ぶ必要はなく、しかもWi-Fiのほうが速度を得やすい。3G回線の混雑を避けたいはずのソフトバンクモバイルも、通信料ディスカウントに見合う効果がある、と踏んだのだろう。ともあれ、最低の1695円で済む20175パケット(約2.5MB)に収めるよう、「設定」の「一般」→「使用状況」にある「携帯電話ネットワークデータ」とにらめっこするユーザは増えそうだ。

これが筆者の3G通信網使用状況。20175パケットにはほど遠い これが筆者の3G通信網使用状況。20175パケット以下に落ち着かせるにはほど遠い状況だ
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