iPhone Safari、Acidテストでは高得点でも…… Firefoxは載らないの?:WebサイトのiPhone 3G対応問題を考える(ソフト編)

海上忍
2008-07-24 13:00:00
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 iPhone 3Gでいかに快適にWebブラウジングできるかという問題は、ハードとソフトに切り分けることができる。前回はハード寄りの内容だったため、今回はソフト側からアプローチしてみよう。

 1つは、標準のWebブラウザ(モバイルSafari)が抱える問題。指でつまむような動き(ピンチ)で画面の縮尺を変更できるなど、マルチタッチUIにあわせた操作性は評価できるが、動作はまだまだ不安定で頻繁にクラッシュする。Acid3テストは、MacのSafari 3.1に匹敵する"Web 2.0レディ"なスコアを出してはいるが、サイトデザインがiPhone 3Gの液晶サイズに最適化されるほうがユーザにとってはありがたい。

 もう1つは、真の意味での開発環境の開放だ。Mozilla CEOのJohn Lilly氏が語ったところによれば、MozillaはFirefoxをiPhone・iPod touchにポートするためのSDKを獲得できていないとのこと。かつてIEの寡占がブラウザ開発の停滞を招いたように、競争・刺激なくして進化はない。Appleには、開発者に向けた更なる情報公開を期待したい。

 ユーザにとっての当面の目標は、Flashサポートの実現だろうか。Adobeに開発意欲はあるがAppleは消極的、との報道もある。Appleの意図が那辺にあるかはわからねど、iPhoneに最適化されたWebサイトが少ない現状を鑑みるに、とりあえずはFlashサポートで「PC並み」の環境を提供してほしいものだ。

acid3 testの結果 モバイルSafariでAcid3テストを実行したところ
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