Windowsの歴史 Windows Server 2008 R2編:名前は「R2」でも中身は……サーバOSベンダーとしてのMSが真価を問われる製品

横山哲也(グローバル ナレッジ ネットワーク)
2009-11-06 18:40:01
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連載の終わりに

 これまで、約半年にわたって、Windowsの歴史を振り返ってきた

 筆者は、Windows 1.0を除くすべてのWindowsを、何らかの形で多少なりとも触ったことがある。コンセプトだけは立派だったが実用的ではなかった「Windows 2.0」、80286の機能を100%引き出した素晴らしいOSなのに、肝心の80286のアーキテクチャに欠陥があった不幸な「Windows 3.x」。互換性と先進性の狭間で互換性にかじを切った「Windows 9x」。どれもそれぞれに思い出がある。

 Windows NTはアーキテクチャも美しく、バージョンが上がる度に機能も信頼性も向上し、新バージョンにはいつもワクワクした。個人的な意見では、新しいWindowsに裏切られた経験はない。Windows Vistaですら失望はしなかった(旧式のPCで動かしたときは失望したが)。

 ただし、筆者はWindowsが最高のOSとは決して思っていない。そんなOSは世の中に存在しない。しかし、他のOSと比べて「マシなOS」だとは思っている。その「マシなOS」に長年関わることができ、これからもしばらくは関わっていける状況は幸福である。

 読者のみなさんも、Windowsの悪いところばかりを見るのではなく、良い点に注目し、そこからビジネスに役立つソリューションを導いてほしい。

 10月からは、マイクロソフトのパートナー企業向けにWindows Server 2008 R2の無償セミナーも担当している。地方に行くこともあるので、もし会場で筆者を見かけたら休憩時間にでも声をかけていただければ幸いである。

  • コメント(1件)
#1 anonymous   2010-01-08 23:04:23
なぜか巷ではMicrosoftは嫌いという人々が多い。一人勝ちしたOSのメーカだからか?
チョコマカとバージョンをアップし、そのたびに購入しなければならないユーザの悲鳴か?
一度買ったら少なくとも数年は 使い続けたい古き良きエコな人々の苛立ちか?
かくいう私も、購入したと思ったら新バージョン登場で 閉口してきた一人ではある。
しかし、著者の言われるように、新機能の恩恵を 受けてきたのであるから、当然の対価であり
マイナス面ばかりいわず、良い面を きちんと認めるべきだとの意見には賛同する。
様々なサーバOSがあるなかで、マウスを用い比較的安価で 十分に使いやすいサーバOSを
提供してくれたメーカであることは間違いないのであるから。
安定性の面で、UNIIXやリナックスに劣るといわれ続け、セキュリティに問題があるとの指摘も多く槍玉にあがることが多いが、地道にバグフィックス版を提供し、真摯に品質を上げ維持しようとする姿勢には、拍手を送りたい。コンシューマ向けには独占に近いシェアを獲得したのだから当然と見る向きもあるが、地味なサポートを可能な限り実施していることは事実であるので、
もっと評価されても良いように思う。
また、筆者のように奥底まできちんと理解しているとはいえない私でもあるので、少し心を入れ替え、より理解を深め、IT活用のコンサルとして より精進していこうとの思いを深めた。
本記事は、そのキッカケを与えてくれた。大変感謝している。
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