Windowsの歴史 Windows XP編:登場から8年--多くのユーザーに使われ続けた定番Windows

横山哲也(グローバル ナレッジ ネットワーク)
2009-10-02 17:24:02
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デスクトップPCサポート資格

 Windows XP以前は、企業向けのクライアントPCとしてWindows 98も広く使われていた。マイクロソフトの公式教育コースにもWindows 98の記載が含まれていた。しかし、Windows XP以降はWindows 98が徐々に減り、Windows XPに置き換わっていった。それに伴い新しいMCP上位資格「Microsoft Desktop Support Technician(MCDST)」が新設された。上位資格ではあるが、難易度はそれほど高くない。「プロフェッショナル」よりは「テクニシャン」の方がランクは低いのだろうか。出題範囲は主にWindows XPである。

 MCDSTはWindows Vistaの登場とともに廃止され「Microsoft Certified IT Professional」の一部(Enterprise Support Technician)に統合された。ただし、問題の難易度は変わっていない。一般的なサポート業務を担当している方におすすめする資格である。

Windows XPのエクスペリエンス

 前述の通り、XPは「エクスペリエンス」の略とされる。ウィンドウの角が丸くなり、クローズボタンが目立つようになった。OSとしての本質に変化はないが、洗練された印象を受けるようになったことは確かだ。

ウィンドウの変化 XPではユーザーインターフェースの見栄えも変わった。Windows XPスタイル(Luna)では、ウィンドウの角が丸くなり、クローズボタンも目立つようになっている。従来のスタイル(クラシック)も選択できる。

 2列になったスタートメニューは、上級ユーザーには不評だったが一般には広く受け入れられた。筆者も初期段階から気に入って使っている。新しいスタートメニューは右クリックで表示されるメニューが充実しており、コントロールパネルを開く機会が激減した。上級ユーザーにこそ使ってほしい機能である。

スタートメニュー スタートメニュー上の右クリックで表示されるコンテクストメニューがバラエティ豊かになったのもXPから。使いこなせるようになると結構便利。

 これらを古いスタイルに戻すこともできるが、その場合は一部の機能が制限される。ユーザーインターフェースに関しては保守的な人が多い。Unixユーザーの中にもGUIに移行するのを拒否している人は多いらしい。新しい機能が常に良いとは限らないが、せっかくの機能なのだから、無理してでもしばらくは使ってみることをおすすめする。

長く続いたWindows XPの人気

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