LeopardのImage KitでiPhotoを作る--一手間加えてiPDF?も作っちゃおう

木下誠(HMDT)
2008-01-30 07:00:00
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バグを修正して、PDFのスライドショーを実現

 IKSlideshowDemoにおいて、1つめと2つめのラジオボタンが選択できない問題を修正してみよう。これも、第10回で紹介したサンプルと同様、Leopard製品版への対応が行われていないために起きた問題だ。

 まず、サンプルフォルダの中にあるIKSlideshowDemo.xcodeprojをダブルクリックして開く。そして、プロジェクトウインドウの中にある、AppController.mを開いてみる。

 このファイルの117行目から、次のような文がある。

- (NSString*)samplePDFPath
{
    // return a path to our sample pdf document...
    
    return @"/Developer/ADC Reference Library/documentation/CHUD/SharkUserGuide.pdf";
}

 これはスライドショーで使うPDFファイルを指定する文なのだが、実はこのファイルはLeopardの製品版に存在していない。途中のフォルダ名が変わったのだ。これが、さきほどのアプリケーションでラジオボタンが選択できない理由になっている。

 このファイル名を変更してしまおう。次のように修正してほしい。

- (NSString*)samplePDFPath
{
    // return a path to our sample pdf document...
    
//    return @"/Developer/ADC Reference Library/documentation/CHUD/SharkUserGuide.pdf";
    return @"/Developer/Documentation/CHUD/Shark/SharkUserGuide.pdf";
}

 もう一カ所修正が必要だ。166行目あたりにあるメソッドだ。次のように修正してほしい。

- (IBAction)start: (id)sender
{
    // start the Slideshow
NSString*mode;
if ([[_itemMatrix selectedCell] tag] == 2) {
mode = IKSlideshowModeImages;
}
else {
mode = IKSlideshowModePDF;
}

    [[IKSlideshow sharedSlideshow] runSlideshowWithDataSource: (id)self 
   inMode: mode
                                                      options: NULL];

}

 編集が終わったらファイルを保存し、「ビルドして進行」を実行する。これでラジオボタンを選択できるようになっているはずだ。

 さて、この修正を行うと何ができるようになるかというと、スライドショーでPDFを表示できるのだ。複数のページを含むPDFの場合は、1ページずつスライドショーで読むことができる。

 という訳で早速実験してみよう。1つめか2つめのラジオボタンを選択すると、そのPDFファイルに含まれるすべてのページを表示することができるだろう。

PDFファイルのインデックスシート表示 PDFファイルのインデックスシート表示

 たんなる画像のスライドショーだけではなく、PDFファイルも見れてしまうという、とても面白くて強力なのがImage Kitのスライドショー機能だ。

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