
Intel MacにSolarisを入れてみた:もちろんOS Xとデュアルブート
福田昌弘
2008-03-14 20:00:00
エラーを回避
“install-solaris”と入力すると、先ほど中断したSolaris Expressのインストールが再開される。この後、うまくすれば無事にインストールを終えることができる。ただし、ほとんどの場合、次のエラー画面を目にすることになる。ちなみに、筆者は、この原稿を書くために5〜6回ほどSolaris Expressのインストールを繰り返したが、エラーなくインストールを終えられたのは1回だけだった。

このエラーは、Solaris Expressのインストールプログラムの不具合によって生じているらしい。ただ、Webサイトを検索すると、この不具合の回避方法を知ることができる。
このエラーは、オプション-F付きで実行されたfdiskコマンドがディスクに情報を書き込むときに発生するらしい。そこで、次のようにfdiskコマンドでの処理を変更してやることで不具合を回避できるそうだ。

ここでは、本来のfdiskコマンドの名前をfdisk.realに変更した後、シェルスクリプトによって新たにfdiskコマンドを作成している。このシェルスクリプトfdiskには、次のように実行権限を付与しておく。
chmod +x /sbin/fdisk
シェルスクリプトfdiskを作成したら、再度install-solarisコマンドを実行する。今度はエラーとはならずに無事Solaris Expressのインストールが終わるはずだ。
folllow builer on
twitter
- 新着記事
- 特集
- ブログ
- 企画特集
-
「脱レガシー」なくしてDXはない
-
意識してますか?PCの「信頼性」
-
クラウドバックアップお悩み相談室
-
サブスクモデルのSaaSで業務改善
-
DX成功の鍵はセキュリティにあり
-
明治創業の鉄道企業がAWSに挑戦
-
下した決断は「ハイブリッドへ」
-
隗より始めよ
-
2020年代を勝ち抜くインフラ
-
分析されたデータを活用できるか?
-
講演レポ:ポスト2020時代の基盤
-
ウルトラ帳票文化を乗り越える!
-
働き方改革は身近な「改善」から
-
変化への対応はリアルタイム経営で
-
RPAがニガテなExcelをどう使う
-
特集:ポスト2020時代のCX再考
-
攻めと守りのクラウド活用とは!?
-
働き方改革にモニターが有効なワケ
-
データ活用を加速するエコシステム
-
ビジネス成功の砦はここにあり!
-
どこまで可能?企業を究極の自動化
-
レガシーなインフラ設計を見直す
-
ビジネスの大きな転換点で勝者に!
-
特集:ビジネスを止めるな!
-
ITシステムは永久のβ版思考で
-
AI活用が激変する新たなインフラ
-
Why ワークプレース?
-
働き方、生産性を根底から底上げ!
不思議ではないのだが、問題は、Solarisで何をするか?
ではないでしょうか?
OSXになってからサーバとして利用しようという場合でも
私の場合は、ほとんどのケースで問題なく使えてしまっています。
約200人の社内ユーザ向けにイントラweb、メールサーバ、
DHCPサーバ、sambaで利用中。cpu付加的にはもう一桁行けそうです。
問題はハードディスク容量ですね。
あっ、もちろんOXサーバではありません。
検討段階でSolarisも候補に挙ったのですが、どうも平均以下の様な
気がして、落選でした。
これが、クライアントが数万規模、DBのトランザクションもそれなりに必要
となれば話が変わるのでしょうが、その場合、OSだけでなくハード的な要件も
かなり上げる必要が出てくると思います。私的にはこの領域でのATアーキテクチャ
は×ですね。
話は戻って、じゃぁ、"Intel Solaris”の存在場所はどこに見いだせばいいのでしょうか?
次回記事に期待します。