「Kyoko」さんに優しく注意してほしい--Lionで警告音を変える

海上忍
2012-03-02 12:34:00
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 今更言うまでもないが、Macには“遊び心”がある。イースターエッグの塊(?)のような旧Mac OSは別としても、OS X初期にはUIをNEXTSTEP風に変えるウラ技が存在したし(APIから機能を取り除くのを見送っていただけかもしれないが)、今なお警告音「Sosumi」-- The BeatlesのApple Corpsと商標を巡りもめていたので「So sue me」(訴えてみろよ)とかけた -- が残っていることからしても、官僚的な発想でモノづくりをしていないことは確かだろう。

 しかし、最近追加された機能はそうでもない。一例を挙げるとすれば、スピーチシンセサイザーでアプリケーションが警告を発するときに読み上げるメッセージの内容。デフォルトで用意されているメッセージの最初の語句が「警告」と「注意」、「通知」に「確認」だなんて、まるでどこかの国のお役所のよう! これでは、Lionで登場した待望の日本語ボイスセット「Kyoko」(以下、Kyokoさん)もガッカリだ。

 スピーチシンセサイザーが読み上げる警告メッセージは、システム環境設定の「スピーチ」ペインにある「テキスト読み上げ」タブでカスタマイズできる。「警告が表示されたときに知らせる」チェックボックスを有効にしたうえで、「警告オプションを設定...」ボタンをクリックし、「語句」メニューを表示して「語句リストを編集...」を選択すればいい。

 そうして表示されたダイアログには、Kyokoさんが読み上げる文字列を入力する。彼女はアルファベットを読み上げるのは苦手だが、漢字混じりの日本語を読み上げる能力は高いので、気の利いた語句を入力してみよう。抑揚をつけることができないなどパーフェクトではないが、警告という味気ない儀式は一変するはずだ。

 ところで、デフォルトの設定では、警告のタイミングから10秒ほどでスピーチシンセサイザーが動作し始めるため、Kyokoさんの出番に気付かずダイアログを閉じてしまいかねない。警告オプションを設定するシートでは、反応時間を0~2秒程度に変更しておくことを、あわせてお勧めしておこう。

Kyoko
せっかくの「Kyokoさん」も、無味乾燥な言葉しか発せないようでは……。これを機会に自分好みの言葉を登録しておこう
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