「Time Machine」で急減するLionのHDD--その理由と解決策

海上忍
2011-11-11 10:22:00
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 前回触れた、Lionの「Time Machine」で作成されるローカルスナップショット。内蔵ストレージの空き領域を使い、変更が生じたファイルを自動バックアップしてくれるので、つい外付けHDDの接続を怠ってしまう多忙な(横着な?)ユーザーにとってありがたい機能となっている。

 しかし、次第に内蔵ストレージの空き領域が減ってしまうため、特に容量の乏しいSSDを使用している場合は、放っておけばすぐに使用率が90%台に達してしまう。このあたりの事情は、お伝えしたとおりだ。

 ローカルスナップショットは、Time Machineを無効化すれば作成されなくなるが、そのあとも内蔵ストレージに残る。ルート直下の「.MobileBackups」ディレクトリをlsコマンドで(パーミッションの設定により管理者権限が必要)見れば、「Computer」というサブディレクトリに、/Volume/Users以下の領域を確認できるはずだ。

 システム環境設定の「Time Machine」ペインで「切」にしたあと、この領域を削除すればローカルスナップショットはクリアされるが、それはスマートとは言い難い。Lionで追加されたコマンド「tmutil」を使い、外付けHDDを接続するとバックアップ開始というTime Machine本来の動作はそのままに、ローカルスナップショットのみ停止させるほうが上策だ。

 なお、ローカルスナップショットの停止には管理者権限が必要となるため、具体的にはTerminalから以下のコマンドラインを実行することになる。

$ sudo tmutil disablelocal

 もう一度ローカルスナップショットを有効にする場合には、内部コマンドを「enablelocal」にしてtmutilを実行すればOK。これで、内蔵ディスクの空き容量が自分の感覚とズレている、という問題を修正できるはずだ。

$ sudo tmutil enablelocal

内蔵ディスクの使用率が90%を超えたら、ローカルスナップショットの設定を見直してみよう
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