Lion移行直前でチェックするべき4つのポイント

海上忍
2011-07-07 06:00:00
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 いよいよ約束の7月が到来した。これで、いつOS X Lionがリリースされても不思議ではない状況となったわけだ。しかし、ドライブの換装やパーティション変更を伴うOSアップグレードに危険はつきもの。そこで、Lion移行前のチェックポイントを4つピックアップし解説してみよう。

1. なにはともあれソフトウェア・アップデート

 Lionのダウンロードには、Mac OS X 10.6.8が必須。それ以前の環境では、Mac App Store経由でOS X Lionにアップグレードすることはできない。まずは、ソフトウェア・アップデートから始めよう。

 なお、LeopardやTigerなどSnow Leopard以前の環境は、現在のところアップグレード対象とされていない。DVDメディアでの配布が始まらないかぎり、LionをプリインストールしたMac実機を購入するか、いちどSnow Leopardにアップグレードしなければ、Lionは導入できない。

2. 転ばぬ先の「Time Machine」

 OS Xにかぎらず、バックアップは「起動ボリューム全体をコピー」か「ホームフォルダなど特定のフォルダをコピー」の二択になるが、Lionへの移行はシステム領域を入れ替える作業となるだけに、万一のことを考えて「Time Machine」で起動ボリューム全体をコピーしたほうがいい。

 この方法でバックアップしておけば、いつでもSnow Leopardの環境を復元できるうえに、メールやアドレス帳など個人データを含め、「移行アシスタント」を使い簡単な操作でSnow Leopardの環境(ホームフォルダの内容やアプリケーション)をLionへ移行できる。用意するのは、空き容量が豊富な外付けHDDだけだ。

3. ライセンスキーの整理を

 Lionをクリーンインストールした場合には、移行アシスタントを使用しないかぎり、市販アプリケーションも再インストールすることになる。当然、ライセンスキーの入力やユーザ登録の作業が必要になるので、慌てないよう事前に準備しておこう。

4. 2つの「巨大ライブラリ」をどうするか

 Lionをクリーンインストールすると、ゼロの状態からホームフォルダを構築することになる。iTunesやiPhotoの巨大なライブラリファイルも、移行アシスタントの力を借りないかぎりは手動でコピー、ライブラリとして登録という手順を踏むことになる。

 ここで考えておきたいのが、今秋登場予定の「iCloud」。iTunesをクラウド化した「クラウド上のiTunes」と、「フォトストリーム」が導入されるので、ライブラリ構築が二度手間になってしまう可能性があるのだ。Lion移行と同時に数Gバイトに達するライブラリをコピーするのではなく、iCloudリリースまではライブラリ切り替え(ex. Mac版iTunesではCommandキーを押しながら起動)で凌ぐ、という方法も検討する価値アリだろう。

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