古臭くても手放せない!--必携Linuxツール10選

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2010-02-03 07:00:00
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 使用しているプラットフォームにかかわらず、前時代的と言われようとも手放せないツールというものが誰にもあるはずだ。本記事では、そういったツールとして、筆者のお気に入りのLinuxツールを紹介する。

 筆者はLinuxを使っていて、自分も年だなと感じることがよくある。というのも、最新のアプリケーションの中には、まったく使う気になれないものがあるからだ。もっともその一方で、さまざまな点から見て、全面的に受け入れている最新のデスクトップ環境もある(ちなみに筆者は現在、最新機能をすべて搭載したCompizを使用している)。とは言うものの、筆者には前時代的と言われようとも到底手放す気になれないツールというものもある。そこで今回の記事では、筆者の考える古臭くても手放す気になれないLinuxツールを10個紹介したうえで、読者の方々が考えるそういったツールを(プラットフォームに関係なく)教えてもらいたいと思う。本記事は読む人によって、思い出をたどる旅となる場合もあるだろうし、ややこしい問題を解決できる新たなツールの発見となる場合もあるはずだ。

#1:コマンドライン

 コマンドラインが真っ先に挙がるのは当然のことだろう。今ではほぼすべてのコマンドラインツールを置き換えられるほどGUIのフロントエンドが充実しているとはいえ、筆者は、コマンドラインに優るツールはないと感じることがしばしばある。また、遠隔地からシステムを操作する場合、古き良きセキュアシェル(ssh)に優るものなどあるだろうか?筆者は本記事において、手放す気になれないコマンドを1つ1つ解説していくつもりはない(お気に入りのコマンドはたくさんあるのだ)。ただ、コマンドラインは筆者が最もよく使うツールの1つだと言えば十分だろう。

#2:Audacious

 このツール(源流はXMMSにまで遡ることができる)については不満の声を数多く耳にしている。もちろん、Linux上で動作する現代的なメディアプレーヤーは数多くある(SongbirdやAmarok、Banshee、Rhythmboxなど)。しかしAudaciousほどフットプリントが小さく、出しゃばりすぎないインターフェースのものは他に見当たらない。このため、筆者はこれらのツールをすべて試用してみたものの、いつもAudacious2に戻るという結果に終わっている。Audaciousに対して望むことはDigital Audio Access Protocol(DAAP)のサポートのみである(ただ、この機能が実装されることはないだろう)。しかし、DAAPがサポートされていなくても、Linuxディストリビューションにインストールすることができる限り、筆者はRushを聴くためにAudaciousを使い続けることだろう。

#3:nano

 nanoは古くからあるPicoというテキストエディタから派生した(そして改良された)エディタである。筆者はLinuxを使い始めた当初からPicoとnanoを使っており、viやEmacsのファンになったことはない(プログラマーではなかったことも、nanoを愛用するようになった一因だ)。nanoについて筆者が気に入っている点は、そのシンプルさである。このエディタは、機能を犠牲にすることなく、他のほとんどのテキストエディタが及ばない高みにまでシンプルさを極めている。シンプルであるとは言うものの、nanoにもプログラマー向けの構文強調表示機能は用意されている(ただし、viと同じレベルというわけにはいかない)。なお、nanoはAlpine電子メールクライアントと密接に結びついているため、いずれか一方について知っている人であれば、もう一方についても知っているはずである。

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