ネットワーク管理者がWindows 7をありがたいと思う理由

文:Brad Bird 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-11-25 07:00:00
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 この記事では、WindowsシステムのスペシャリストBrad Bird氏が、10項目の利点を挙げてWindows 7がネットワーク管理者にとって持つ意味を説明する。

  1. 新しいOSの利点をすべて享受しながら、どうしても必要になればWindows XPを呼び出すことができる。ネットワーク管理者はWindows XPモードを利用できるが、このモードは基本的に自分のPC上のWindows XPの仮想マシンであり、Windows 7では古いハードウェアが使えなかったり、ドライバが見つからなかったりした場合でも、XPモードではほとんどのXPのドライバが利用できる。
  2. パッチ前に自動的に復元ポイントが作成されるため、パッチによってシステムの機能が失われても元に戻すことができる。付属しているアップデートユーティリティを使ってMicrosoft Updateを適用する場合、パッチが適用される前に自動的に復元ポイントが作成される。
  3. Complete PCバックアップを用いれば、簡単にバックアップを行うことができる。付属しているバックアップユーティリティを使えば、システムを動かしながら完全なPCのイメージバックアップを作成することが可能だ。この技術は、ボリューム シャドウコピー サービスを利用したものだ。
  4. ネットワーク管理者は、より簡単に仮想化技術を利用することができる。複数のOSの実体をVHDファイルとして用意しておけば、ブート時の設定を編集するだけで、それらのVHDからOSを起動することができる。この方法を使えば、複数のオペレーティングシステムを同じパーティション内にインストールしたり、複数のパーティションにインストールした場合に比べ、ずっと容量を節約することが出来る。VHDファイルは、他の用途にも柔軟に利用することができる。
  5. VHDをローカルドライブとして認識させる方法を使えば、バックアップデータや復元データに高度な可搬性と柔軟性を持たせることができる。VHDを認識させたり取り外したりするには、「ディスクの管理」ツールを使えばよい。
  6. BitLockerはWindows Vistaで導入された、ハードディスクに軍用レベルの暗号化を施す技術だ。この技術はWindows 7にも採用されており、さらにBitLockerの暗号化をUSBドライブにも適用できる新機能、 BitLocker To Goが追加されている。
  7. 付属のPowerShell v2.0を使えば、管理者がよく行うタスクを作成することができる(これまでにもこのツールをダウンロードしてインストールすることはできたが、Windows 7には最初から同梱されている)。このツールが最初からインストールされており、「アクセサリ」から使えるというのはいいことだ。
  8. ネットワーク管理者は、よく使うプログラムをスタートメニューやタスクバーに「固定」する機能を便利だと思うはずだ。これによって、それらのプログラムを素早く簡単に起動することができる。
  9. 仕事用コンピュータ、家庭用コンピュータ、デスクトップ、ラップトップなど、一度に複数のシステムからデータにアクセスする必要のあるユーザーを抱えている管理者には、ライブラリの機能が便利だろう。ライブラリは、特定のタイプのファイル(音楽、写真、文書)を集約して見せてくれる機能だが、まったく異なるシステム上のフォルダもライブラリに追加することができる。
  10. 最後に、ネットワーク管理者は、Windows 7のユーザー体験やユーザーからの評価が優れている点をありがたく思うはずだ。以前は「Vistaは悪いもの」という一般的な意識があって妨げになっていたが、Windows 7はこれを「Windows 7はよいもの」という見方に置き換えてくれるだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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