古いXPマシンをWindows 7にアップグレードしてみる

文:Ed Bott 翻訳校正: 石橋啓一郎
2009-10-16 08:36:00
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パート1:このPCをアップグレードすることはできるか?すべきか?

 Lisaのコンピュータは、LittleVAIOと名付けられていた。この愛称は適切なもので、このマシン(公式な型番はVGN-TX651P)は小型PCの名作だ。私は同じデザインでもっと新しいものを持っているが、小さくて軽く(約2.8ポンドしかない)、素晴らしいスクリーンを持ち、1回の充電で7時間動作する優秀なマシンだ。

 しかしこの素敵なマシンは、2005年8月に製造されたものであり、現在の標準的なマシンと比較するとかなり貧弱なハードウェアしか持っていない。

  • プロセッサはPentium M(1.2GHz)。
  • RAMは1Gバイト、追加はできない。
  • 60GバイトHDD。このうち6Gバイトがリストア領域で、使えるのは49.88Gバイトのみ。
  • 悪名高いIntel 915チップセットを積み、そのグラフィックス機能を使っているが、これはVistaやWindows 7のAeroインターフェースを扱うことはできない。このハードウェアが、「Vista対応」表示の法廷闘争に繋がった。
  • このマシンにはよい点もいくつかある。2つのUSBポート、IEEE 1394コネクタ、イーサネットコネクタ、組み込みのWireless Gアダプタ、新しいバッテリが付いている。

 これらの仕様からすると、このPCは性能面では現在のAtomベースのネットブックと同程度のものだ。ただし、1366x768のスクリーン解像度と、このマシンの配慮が行き届いた極上の質感は、ネットブックを上回るものだ。

 このマシンには今でも元々インストールされていたWindows XPが載っていて、SP3までアップデートされ、ソニーのユーテリティや、元から入っていたお試しプログラムや多くのゴミが無数に入っている。Lisaは長年の間に非常に多くのプログラムをインストールしており、その多くは少し使っただけで、アンインストールなどしたことがないという状態だ。「プログラムの追加と削除」のダイアログを見ると、111の項目があった。以下はその一部だ。

XPにインストールされていたプログラム

 予想通り、このWindows XPを載せたマシンの性能は、「かなりひどい」状態から、「信じられないほどひどい」状態の間くらいだった。電源を投入してからインターネットに接続できるまでには、4分以上かかった。ディスク容量も問題だ。私がこのノートPCを見たときには、空き容量が8Gバイトしかなかった。

 まとめて大掃除する過程で、私は20以上のプログラムとユーティリティを削除し、隠れていたバックアップファイルを15Gバイトほど消した。作業が終わると、システムには約30Gバイトの空き容量が確保され、起動時間も1分は短くなったが、それでもこのPCを使い始めるまでには電源を入れてから丸3分必要な状態だった。

 最後に、私はMicrosoftのウェブサイトにある、Windows 7 Upgrade Advisorの最新のベータ版を実行した。このソフトウェアは、東芝のBluetoothスタックに互換性がないと知らせたほか、他にも2つのハードウェアコンポーネントにアップデートが必要な可能性があると警告したものの、アップグレードは可能だと請け合ってくれた。

Windows 7 Upgrade Advisor

 次に私は費用について調べてみた。私は、10月22日に届くように、50ドルのWindows 7 Home Premiumを事前注文している。このアップグレードには、他には費用はかからない。この価格を念頭に、私は先に進むことを決め、必要になったら元に戻せるように現在のXPのイメージのフルバックアップを2回取った。

 では、最善のアップグレード方法は何だろうか。

  • コメント(1件)
#1 anonymous   2009-10-19 10:28:44
友人は、XPからVistaにアップグレードしてから、起動もアプリケーションの動作もおそくなり、MicroSoftにだまされたとずっといってます。そういう人も7にアップグレードすると価値があるんでしょうか。
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