仮想ハードディスクを使ってWindows 7のマルチブート環境を構築する

文:Greg Shultz(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-10-07 08:00:00
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DiskPartユーティリティ

 コマンドプロンプトウィンドウが開いたところで、DiskPartユーティリティを用いてVHDファイルの作成および準備を行うことになる。なお、DVDからシステムを起動し、コマンドプロンプトウィンドウを開いた場合、ホストのハードディスクのドライブ文字は1つ後ろにずれるということに留意してほしい。筆者のシステムを例に挙げると、PC内蔵のハードディスクを表すドライブ文字がC:からD:へとずれることになる。このため、以下では「win7vhd」フォルダへのパスとしてD:というドライブ文字を指定している。

 以下の手順に従い、VHDファイルの作成および準備を行う。

  1. DiskPartを起動するためのコマンドを入力する。
    diskpart
  2. DiskPartユーティリティが起動したのであれば、以下のコマンドを入力し、「win7」という名前の20Gバイトまで拡張可能なVHDファイルを作成する。
    create vdisk file="d:\win7vhd\win7.vhd" type=expandable maximum=20000
  3. 次に、以下のコマンドを入力し、仮想ディスクを選択する。
    select vdisk file="d:\win7vhd\win7.vhd"
  4. 最後に、以下のコマンドを入力し、仮想ディスクをアタッチする。
    attach vdisk

 図Cは、上記のすべての手順を実行した直後の画面である。

図C 図C 各コマンドの実行毎に、完了メッセージが表示される。

VHDへのWindows 7のインストール

 VHDが作成できたのであれば、そのVHDにWindows 7をインストールすることになる。まず、「Exit」と入力してDiskPartユーティリティを終了させた後、コマンドプロンプトウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックする。また、「システム回復オプション」ウィンドウが開いているのであれば、[閉じる]ボタンをクリックする。

 図Bのインストール画面に戻ったのであれば、[今すぐインストール]ボタンをクリックする。そしてインストールウィザード画面でライセンス条項に同意し、[カスタム(詳細)]インストールを選択することでインストールを進めていく。

 Windowsのインストール場所を選択する画面では、新たに作成したVHDを選択する。これは未割り当て領域となっており、そのサイズは先にDiskPartユーティリティで指定した値となっている。VHDを選択すると、「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」という警告メッセージが表示される。[詳細の表示]をクリックすると、問題についての詳細な説明が表示される(図D)。

図D 図D 「このディスクにWindowsをインストールすることはできません」という警告メッセージが表示されるものの、この警告は無視して構わない。

 Windowsをこのディスクにインストールすることができないという警告がインストールウィザードによって表示されるが、無視して作業を進めても問題ない。実際、VHDへのインストールはこれ以降、通常のディスクの場合と同様にどんどん進み、数回の再起動を経て完了する。

  • コメント(4件)
#1 anonymous   2009-10-08 00:18:43
使用条件違反?

Windows環境下に複数のWinを構築する仮想環境とは違い、仮想ハードディスク環境を使ってWindows7のマルチブート環境を構築するするということは
もはや仮想OS環境とは言えず、記事にもあるとうり「ハードディスクの仮想化」ということになります
この事実はその数だけWin7のライセンスを持っていないとライセンス違反になるということを意味するのではないでしょうか?

この辺の条件規約をあいまいに使用条件違反を無意識に誘発するような安易な記事はいかがなものでしょうか?
#2 anonymous   2009-10-12 02:28:34
>この事実はその数だけWin7のライセンスを持っていないとライセンス違反になるということを意味するのではないでしょうか?

そんなことはないと思います。
ライセンスはHDに対してではなく、PCに対して適用されるものです。
複数台のHDDを搭載したPCにそれぞれWindowsを入れることは特段問題ないはずです。
#3 anonymous   2010-04-01 11:10:32
記事の通りに進めていったのですが、P.3の図Dで警告を無視して[次へ]ボタンをクリックすると、さらに「既存のシステムパーティションを使用できませんでした。必要な空き領域がありません。」という警告が出て、先に進めません。
手元の環境は、Windows7 Ultimate 64bit(日本語)で、仮想ハードディスクには100GBを割り当てて、同じOSをインストールしようとしています。
何か、思い当たることがありましたらお教えいただけますと幸いです。
#4 anonymous   2010-12-13 17:08:47
私も#3の方と全く同じ状況です。
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