Linux、Mac、Windowsのユーザーが信用を損なう5つのタブーフレーズ

文:Sonja Thompson 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-10-02 08:12:01
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 本稿はTechRepublicメンバーのdcolbertが寄稿したものだ。

 「オオカミ少年」の話にあるように、同じ主張をことあるごとに何度も聞かされたら、その主張の信頼性は落ちていくだろう。現在、LinuxとMac、Windowsのどれが優れているかという論争がウェブ上の至るところで起こっているが、現代生活のなかでそういう傾向がこれほどまでに顕著な例は他にないのではないだろうか。この記事では、何度も繰り返し流れて終いにはうんざりしてくるヒット曲のように、無意味化しているフレーズをリストアップしてみたい。

  1. 議論の相手が支持するOSプラットフォームを引き合いに出すときには常に「ウィット」を効かせた言い回しでけなす。この現象をうまく言い表すのは難しいが、例えばWindowsの話をするときに「Microsoft Windows」ではなく毎回必ず「M$ Winblowz」と書かないと気が済まない人は、その行いのせいで自分の主張の信頼性は失わせていると考えていい。こういう振る舞いは自分のギークぶりを知らしめることにはならない。大好きなマンガの細かい話をまくしたてているとき、逆に周囲の人は不快になっている。本人は気づいていないのかもしれないが、周りのみんなは忍び足で逃げ出している。
  2. 「隠蔽によるセキュリティの向上」を執拗に否定する。物議をかもしそうなことをあえて言うが、UNIXベースのOSはその特徴から、高度なスキルがあり、有能で、専任のUNIX管理者が運用していれば、セキュリティ的観点からは、UNIXベースのOSはWin32やWin64のアーキテクチャよりも優れていると筆者は考えている。しかし、この意見につけた細かな条件をあてはめれば、Linuxの稼働システムのうち大体98%程度、そしてそれ以上のMac OSは、「本質的にWindowsよりも安全」と考えられるシステムからは除外されるはずだ。

    そのことを考えれば、UNIXベースのOSについて脆弱性や攻撃、侵入の報告数が相対的に少ないのは、まさに隠蔽によるセキュリティのたまものだ。LinuxやUNIXのセキュリティレベル向上に関して高度な知識を有するセキュリティ専門家で、自分の管理しているすべてのUNIXシステムを、その時点で可能な限り安全なものにしている人は、この主張を個人攻撃だとは思わないでほしい。これはあなたのことではなく、目につきやすいSSHの脆弱性を未修正で放置したままUbuntuを展開していたり、Mac OSを10.6にアップグレードしたのにFlashのバージョンを更新していなかったりする困った人たちのことなのだ。

    幸いにも、セキュリティ管理がいいかげんでも、実際にそのツケが彼らにまわってくる確率はゼロに近い。UbuntuやMac OS Xが安全でないまま放置されていても、スクリプトキディたちはほとんどの場合、セキュリティ対策済みのWin32システムをねらうからだ。その方が、格段に豊富な候補のなかからターゲットを選べる。

  3. 論敵を「おたく」や「信者」呼ばわりする。 流行を意識した言い回しなのかもしれないが、誇張のためにあえて表記を少し変えて書くようならなお悪い。そして、白状しなくてはならないのだが、筆者にもその経験がある。みなさんもそうだろう。だが、それはもう古いのだ。やめにしよう。あなたが中傷のつもりで言った一言を論敵が喜々として使い始めたら、議論のなかでそういう言い回しをするのは終わりにするときだ。また、「おたく」という言葉をよい意味で使っている人は、やめにしよう。このフレーズはいますぐ捨てて終わらせよう。
  • コメント(2件)
#1 anonymous   2009-10-08 01:12:50
98%程度・・・w
記事書いて飯食ってるならLinuxのことももっと勉強してください
#2 anonymous   2009-10-08 03:24:16
原題は Insisting that “Security through obscurity” is a myth

意訳すると 「マイナーゆえに安全性が高いということを認めない」 という意味で,
訳文は誤訳ではないですか? 原文、訳文のどこにも”隠蔽”に言及している文章は見当たりません
  • 新着記事
  • 特集
  • ブログ