それでもWindows XPが当面なくならない10の理由

文:Brien Posey 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-09-29 08:00:00
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 数ヶ月前、TechRepublicではメンバーに対し、所属する組織でWindows XPをまだ主力OSとして利用しているかどうかを尋ねる調査を行った。これに対して1万3000人近くの人が回答し、そのうちなんと96%がイエスと答えた。間近に迫ったWindows 7の登場を巡る報道は好ましいものに見えるが、ITプロフェッショナルや彼らが勤める企業は、XPからWindows 7への移行を急いではいないようだ。この記事では、その理由を挙げてみることにする。

1:多くの組織はアップグレードの必要性を感じていない

 多くの組織にとっては、ビジネスの観点から見てWindows XPの利用を続ける方が理にかなっている。結局のところ、Windows XPはすでに購入され支払いが終わっており、ヘルプデスクのスタッフはXPのサポートの訓練を受けている。もしアップグレードを行うべきビジネス上の理由がないのであれば、今あるものを維持することで、追加コストが生じるのを避けられる。

2:サポートを受け続けることができる

 MicrosoftはWindows XPのサポートライフサイクルを長年の間、何度も延長してきている。最近では、MicrosoftはWindows XPの延長サポートを2014年まで続けることを約束している。

3:XPはWindows 7に統合されている

 ご存じの通り、MicrosoftはWindows Vistaでアプリケーションの互換性の問題に関して大変な反発を受けた。同社はWindows 7ではこの問題を一掃することを約束した。同社のソリューションは、Windows 7に仮想化されたWindows XPを含めるというものだった。ユーザーはWindows XPの仮想マシンを使って作業することができるが、Windows 7はWindows XP内にインストールされたアプリケーションをWindows 7のスタートメニューから直接利用できるように設計されている。ユーザーはOSを切り替えなくても、それらのアプリケーションを使うことができるのだ。このようなソリューションは確かに革新的なものだが、Windows XPが今後も長い間使われるだろうことを示すサインの1つでもある。

4:XPは忠誠度の高い利用者を抱えている

 読者も気づいていることとは思うが、MacintoshやLinuxにはほとんど崇拝者と呼べるようなファンがついている。同じ種類のことが、Windows XPでも起こっているようだ(これは必ずしも悪いことではない)。私は参加するあらゆるトレードショーで、Windows XPはこれまで作られた中で最高のOSであり、最後まで使い続けるつもりだという人たちに出会う。わたしは、これほど忠誠度の高いファンを引きつけているMicrosoftのOSを思い出すことができない。

5:パワーのないハードウェアでも動く

 Vistaがリリースされた際に受けた大きな批判の1つは、Windows XPほどハードウェア資源を効率的に利用しないというものだった。Windows XPとWindows Vistaを同じハードウェアにインストールした場合、Windows XPのマシンの方が応答性が高いのが普通だ。多くの組織がWindows VistaよりもXPを好むのは、それによって彼らが効率をよくできると考えているからであり、新しいOSにアップグレードしようとすれば古いハードウェアを廃棄する必要が出てくると考えているからでもある。

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