Windows 7のアップグレードインストールを短時間で--スムーズに進めるための7つの秘訣
Windows 7のアップグレードインストールをできるだけスムーズに、しかも短時間で終わらせたい?アップグレードインストールを簡単に終わらせるために、以下の7つのアドバイスを参考にしてほしい。なお、Windows 7のアップグレードインストールにかかる時間についての考察は「How long should a Windows 7 upgrade really take?」(Windows 7のアップグレードには実際のところ、どのくらいの時間がかかるのか?)を読んでほしい。
#1:USBドライブかUSB接続のハードディスクからセットアッププログラムを実行する
DVDはアクセス速度が遅いため、これだけでインストール時間を5〜10分短縮することができる。アップグレードインストールを行う場合には、外部メディアにファイルをコピーしておくだけでよい。ただし、クリーンインストールを行う場合には、該当メディアから起動が行えることを確認しておく必要がある。
#2:システムドライブ上の大容量データは、バックアップを取得したうえで削除しておく
アップグレード作業を開始する前に、大容量のユーザーデータを外部ハードディスクにコピーし、ユーザーフォルダ内のオリジナルデータを削除しておく。退避しておいたデータは、インストールが完了した後に元の場所に戻せばよい。
#3:作業を開始する前に互換性の問題がないかどうかをチェックしておく
セットアップ作業ではまず最初に、Windows 7 Upgrade Advisorの実行によって互換性に問題のあるプログラムやデバイスが特定されるようになっている。こういった互換性問題は、実際のインストール作業に入る前に解決しておく必要がある。なお、実際のインストール作業に先立って互換性問題の有無をチェックしておきたいのであれば、このページからスタンドアロン版のWindows 7 Upgrade Advisorをダウンロードすることができる。
#4:このインストールを機に、古いソフトウェアを捨て去る
「コントロールパネル」から「プログラム」ウィンドウを開き、PCにインストールされているソフトウェアをすべてチェックする。そして他のソフトウェアで置き換える、あるいは不要なプログラムをすべて洗い出し、アンインストールする。このようにしておくことで、セットアッププログラムの負担を軽減することができるのである。
#5:ハードドライブもアップグレードする
現在使用しているハードドライブの容量不足に悩んでいるのであれば、より容量の大きい、そしておそらくはアクセス速度の速いものに交換する。最近のデスクトップPCやノートPCであればSATA接続のものが搭載されているはずであるため、たいていの場合、アップグレードは簡単である。(通常の場合、ドライブ本体の物理的な取り外しが最も困難な作業となる。)まず始めに、SATA-USB変換アダプタケーブル(筆者が知っているユニバーサルモデルのものをここに紹介しておく)を用意し、新しいハードドライブをPCに一時的に接続する。そしてAcronis True Imageや、新しいハードドライブに付属しているソフトウェアを使用し、元のハードドライブに格納されている内容を新しいハードドライブに「複製」する。その後、システムをシャットダウンし、元のドライブと新しいドライブを交換し、再起動する。元のドライブはバックアップとして最適なものとなるだろう。これで何か問題が発生した場合でも、新旧のドライブを入れ替えることで元通りの状態に戻すことができる。
#6:必要なドライバを用意しておく
少なくとも、使用している無線/有線ネットワークカード用の適切なドライバが手元にあることを確認しておく。ネットワーク接続ができなければ、他のドライバや必要なプログラムの入手に苦労することになるはずだ!
#7:インストールの完了時にクリーンなイメージバックアップを作成しておく
Windows 7のすべてのエディションには、外部ハードドライブやDVD(書き込み可能なDVDドライブがある場合)に完全なイメージバックアップを作成する機能が搭載されている。ある程度クリーンなWindows 7イメージであれば、DVD2〜3枚にバックアップできるだろう。こういった理由からも、インストールの前にデータファイルを削除しておくことをお勧めする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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