Windows 7 RTM VS. Vista、XP:新旧Windowsのベンチマーキング

文:Andy Smith 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-08-11 08:00:00
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起動と終了

 OSの起動にかかる時間は、性能という意味ではさほど重要ではない。結局の所、システムの起動は1日に1回しか行わないのが普通だからだ。しかし、OSのスピードを示す最初の指標ではある。終了の手順にも同じことが言える。

 テストを行う前に、提供されているすべてのアップデートをOSに初めからインストールした。また、ハードディスクの性能を最大化するために、BIOSでAHCIモードを有効にした。

 サムスンのPM800シリーズのソリッドステートドライブ(SSD)を使っている高性能のテストシステムでは、わずか12秒でデスクトップが表示された。XPでは14.1秒かかり、Vistaでは14.5秒だった。

 しかし、経験を積んだWindowsユーザーは、デスクトップが現れるまでにかかる時間と、OSが完全に起動するのにかかる時間は違うことを知っている。そこで、われわれは2つめの計測を行い、Internet Explorer 8を起動しBingの検索ホームページが表示されるまでの時間を測った。これによって、インターネットベースのアプリケーションが使えるようになるまでにどれだけの時間がかかるかを見ることができる。

 今回の計測でわかる限り、Windows 7が使えるようになるまでの時間は短い。デスクトップが現れた後、Bingのホームページが表示されるまでにわずか2.5秒しかかからない。Windows 7でBingのページが現れるまでにかかる時間の合計は14.5秒であり、Vistaの場合は18.5秒、XPでは23.7秒だった。

 Windows 7は終了にかかる時間も過去の2つのWindowsよりも短く、4.5秒しかかからないのに対し、Vistaでは7秒、XPでは6.5秒だった。

 低性能のテストシステムでは、当然起動時間は長くなる。1.6GHz Intel Atom N330プロセッサと一般的なハードディスクを使ったシステムでは、Windows 7の起動に44秒かかった。Windows 7はその後3秒でインターネットに接続されたのに対し、Vistaでは57秒、XPでは55秒だった。低性能システムでは、終了が一番速かったのはXPの8.1秒で、これに対しWindos 7は9.1秒、Vistaは10.3秒だった。

 全体的に言って、起動と終了にかかる時間については、動いているシステムの仕様にかかわらず、Windows 7がもっとも性能がよかった。しかし、アップデートやアプリケーションのインストールでは、状況は異なるかも知れない。

起動および終了に要する時間(高性能システム)
単位は秒、グラフが短いほどよい。

起動および終了に要する時間(低性能システム)
単位は秒、グラフが短いほどよい。

  • コメント(1件)
#1 anonymous   2009-12-22 20:13:10
> Windows 7はVistaより性能が良く、XPよりも高速となっている。

何をもって言うてるのか。Vistaよりは改善されているが、他の記事ではXPよりもファイルコピーなど全体的に遅いベンチ結果が出ている。

起動時間だけ、3つのOSで比較して、都合の悪い部分はVISTAとしか比較していない。
ご都合主義な、無責任な記事。
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